生方幸夫の発言 (予算委員会)
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○生方委員 警察が非常に厳しい仕事についているということは、私もよく承知をしております。朱に交わって朱になっては困るわけで、それまでの警察というのは、日本の交番を初めとして、警察システムそのものに対しては国民の信頼があったわけですね。もともとから朱に交わってきたわけです。朱に交わらないできちんと職務を果たしてきたのに、何でここに来て急にそんなに不祥事が続いたのかというところで、やはり警察が組織防衛というのですか、内ばかり見ていて表に顔を向けてこなかったというのが、私は一つの原因ではないかというふうに思っております。
それで、もう一点お伺いしたいのですが、新潟県警の問題はきのう調査が入りました。私、京都府警の問題も、これは警察に重大なミスがあったのではないかというふうに考えております。
これは、まず第一点は、非常に幼い子供を残虐なやり方で殺した被疑者と思われる人間に聴取をするのに、ただでさえ、うちでやるのが当たり前なのに、公園でやるという、最初に事情聴取を公園でやるということ自体に、もう私は重大なミスがあると思うのですね。この人は二十一だったからよかったですけれども、もしこの人が未成年だったりした場合、衆人環視の中で、公園ですからだれもが通れるわけですね。実際問題として、何人かの方がその事情聴取をしているところを目撃しているわけですから、これは被疑者の人権ということから見ても、衆人環視の中で、そういう重大な犯罪を犯した可能性のある被疑者を、被疑者まで至っていなかったのでしょうけれども、方を聴取するということ自体がまず第一点、私は間違いがあったのではないかというふうに思っております。
それから、その後で被疑者が自殺をしたときに、最初に、十三階から飛びおり自殺をしたというふうに報道されておりました。その前に、犯人が脱兎のごとく走っていったので見失ってしまったというような報道もなされておりました。しかし、実際問題、その周りで報道の方たちがいろいろ聞くと、犯人を追いかけていった、何人もがスーパーの中で追いかけていったり、アパートの中を追っかけていった姿を見ているわけですね。だから、見失ったというのもこれもうそではないか、十三階から飛びおりたというのもうそではないかということがだんだん明らかになってきたわけでございます。
したがって、身内にやはり厳しくするということが一番でございますから、神奈川県警の問題のときも、本来の事案であれば当然逮捕されてしかるべきような事案であったにもかかわらず、在宅で起訴をしていた。こういうことが積み重なっていくことが、内に甘くなるし、国民の警察に対する信頼というのが失われていくということになると思うんですね。
したがって、私は、新潟県警を調べたのであれば京都府警についてもきっちりと調べる必要があるのではないか。あの記者会見を私も見ておりましたですけれども、最初に問題はなかったと思うと、何も調査もしないうちに刑事部長が問題はなかったと思うと言っているような体質がそもそもおかしいと私は思うのですが、警察庁長官、いかがでございますか。