予算委員会
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会
会議録情報#0
平成十二年二月二十一日(月曜日)
午前十時開議
出席委員
委員長 島村 宜伸君
理事 久間 章生君 理事 自見庄三郎君
理事 高橋 一郎君 理事 萩山 教嚴君
理事 町村 信孝君 理事 池田 元久君
理事 海江田万里君 理事 太田 昭宏君
理事 西田 猛君
甘利 明君 伊藤 公介君
石川 要三君 稲垣 実男君
小澤 潔君 大石 秀政君
亀井 善之君 栗原 博久君
杉浦 正健君 田中 和徳君
高鳥 修君 津島 雄二君
中川 昭一君 中川 秀直君
野田 聖子君 葉梨 信行君
萩野 浩基君 船田 元君
村田 吉隆君 村山 達雄君
森山 眞弓君 山口 俊一君
石井 紘基君 岩國 哲人君
生方 幸夫君 古賀 一成君
五島 正規君 渋谷 修君
原口 一博君 肥田美代子君
藤田 幸久君 横路 孝弘君
青山 二三君 石田 勝之君
佐藤 茂樹君 桝屋 敬悟君
青山 丘君 加藤 六月君
菅原喜重郎君 鈴木 淑夫君
米津 等史君 大森 猛君
木島日出夫君 春名 直章君
矢島 恒夫君 濱田 健一君
保坂 展人君
…………………………………
法務大臣 臼井日出男君
大蔵大臣 宮澤 喜一君
文部大臣
国務大臣
(科学技術庁長官) 中曽根弘文君
厚生大臣 丹羽 雄哉君
通商産業大臣 深谷 隆司君
運輸大臣 二階 俊博君
郵政大臣 八代 英太君
労働大臣 牧野 隆守君
建設大臣 中山 正暉君
自治大臣
国務大臣
(国家公安委員会委員長) 保利 耕輔君
国務大臣
(内閣官房長官) 青木 幹雄君
国務大臣
(防衛庁長官) 瓦 力君
国務大臣
(経済企画庁長官) 堺屋 太一君
内閣官房副長官 額賀福志郎君
総理府政務次官 長峯 基君
防衛政務次官 依田 智治君
防衛政務次官 西川太一郎君
経済企画政務次官 小池百合子君
科学技術政務次官 斉藤 鉄夫君
外務政務次官 東 祥三君
大蔵政務次官 大野 功統君
文部政務次官 河村 建夫君
厚生政務次官 大野由利子君
通商産業政務次官 細田 博之君
運輸政務次官 中馬 弘毅君
郵政政務次官 小坂 憲次君
労働政務次官 長勢 甚遠君
建設政務次官 加藤 卓二君
建設政務次官 岸田 文雄君
自治政務次官 平林 鴻三君
政府参考人
(警察庁長官) 田中 節夫君
政府参考人
(外務省経済局長事務代理
) 石川 薫君
政府参考人
(資源エネルギー庁長官) 河野 博文君
政府参考人
(労働大臣官房審議官) 横田 浩君
政府参考人
(労働省職業安定局長) 渡邊 信君
予算委員会専門員 大西 勉君
—————————————
委員の異動
二月二十一日
辞任 補欠選任
甘利 明君 野田 聖子君
大原 一三君 大石 秀政君
日野 市朗君 渋谷 修君
肥田美代子君 藤田 幸久君
青山 丘君 米津 等史君
志位 和夫君 矢島 恒夫君
同日
辞任 補欠選任
大石 秀政君 大原 一三君
野田 聖子君 田中 和徳君
渋谷 修君 石井 紘基君
藤田 幸久君 肥田美代子君
米津 等史君 菅原喜重郎君
矢島 恒夫君 大森 猛君
同日
辞任 補欠選任
田中 和徳君 甘利 明君
石井 紘基君 日野 市朗君
菅原喜重郎君 青山 丘君
大森 猛君 志位 和夫君
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
平成十二年度一般会計予算
平成十二年度特別会計予算
平成十二年度政府関係機関予算
午前十時開議
————◇—————
この発言だけを見る →午前十時開議
出席委員
委員長 島村 宜伸君
理事 久間 章生君 理事 自見庄三郎君
理事 高橋 一郎君 理事 萩山 教嚴君
理事 町村 信孝君 理事 池田 元久君
理事 海江田万里君 理事 太田 昭宏君
理事 西田 猛君
甘利 明君 伊藤 公介君
石川 要三君 稲垣 実男君
小澤 潔君 大石 秀政君
亀井 善之君 栗原 博久君
杉浦 正健君 田中 和徳君
高鳥 修君 津島 雄二君
中川 昭一君 中川 秀直君
野田 聖子君 葉梨 信行君
萩野 浩基君 船田 元君
村田 吉隆君 村山 達雄君
森山 眞弓君 山口 俊一君
石井 紘基君 岩國 哲人君
生方 幸夫君 古賀 一成君
五島 正規君 渋谷 修君
原口 一博君 肥田美代子君
藤田 幸久君 横路 孝弘君
青山 二三君 石田 勝之君
佐藤 茂樹君 桝屋 敬悟君
青山 丘君 加藤 六月君
菅原喜重郎君 鈴木 淑夫君
米津 等史君 大森 猛君
木島日出夫君 春名 直章君
矢島 恒夫君 濱田 健一君
保坂 展人君
…………………………………
法務大臣 臼井日出男君
大蔵大臣 宮澤 喜一君
文部大臣
国務大臣
(科学技術庁長官) 中曽根弘文君
厚生大臣 丹羽 雄哉君
通商産業大臣 深谷 隆司君
運輸大臣 二階 俊博君
郵政大臣 八代 英太君
労働大臣 牧野 隆守君
建設大臣 中山 正暉君
自治大臣
国務大臣
(国家公安委員会委員長) 保利 耕輔君
国務大臣
(内閣官房長官) 青木 幹雄君
国務大臣
(防衛庁長官) 瓦 力君
国務大臣
(経済企画庁長官) 堺屋 太一君
内閣官房副長官 額賀福志郎君
総理府政務次官 長峯 基君
防衛政務次官 依田 智治君
防衛政務次官 西川太一郎君
経済企画政務次官 小池百合子君
科学技術政務次官 斉藤 鉄夫君
外務政務次官 東 祥三君
大蔵政務次官 大野 功統君
文部政務次官 河村 建夫君
厚生政務次官 大野由利子君
通商産業政務次官 細田 博之君
運輸政務次官 中馬 弘毅君
郵政政務次官 小坂 憲次君
労働政務次官 長勢 甚遠君
建設政務次官 加藤 卓二君
建設政務次官 岸田 文雄君
自治政務次官 平林 鴻三君
政府参考人
(警察庁長官) 田中 節夫君
政府参考人
(外務省経済局長事務代理
) 石川 薫君
政府参考人
(資源エネルギー庁長官) 河野 博文君
政府参考人
(労働大臣官房審議官) 横田 浩君
政府参考人
(労働省職業安定局長) 渡邊 信君
予算委員会専門員 大西 勉君
—————————————
委員の異動
二月二十一日
辞任 補欠選任
甘利 明君 野田 聖子君
大原 一三君 大石 秀政君
日野 市朗君 渋谷 修君
肥田美代子君 藤田 幸久君
青山 丘君 米津 等史君
志位 和夫君 矢島 恒夫君
同日
辞任 補欠選任
大石 秀政君 大原 一三君
野田 聖子君 田中 和徳君
渋谷 修君 石井 紘基君
藤田 幸久君 肥田美代子君
米津 等史君 菅原喜重郎君
矢島 恒夫君 大森 猛君
同日
辞任 補欠選任
田中 和徳君 甘利 明君
石井 紘基君 日野 市朗君
菅原喜重郎君 青山 丘君
大森 猛君 志位 和夫君
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
平成十二年度一般会計予算
平成十二年度特別会計予算
平成十二年度政府関係機関予算
午前十時開議
————◇—————
島
島村宜伸#1
○島村委員長 これより会議を開きます。
平成十二年度一般会計予算、平成十二年度特別会計予算、平成十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官田中節夫君、外務省経済局長事務代理石川薫君、資源エネルギー庁長官河野博文君、労働大臣官房審議官横田浩君及び労働省職業安定局長渡邊信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →平成十二年度一般会計予算、平成十二年度特別会計予算、平成十二年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。
この際、お諮りいたします。
三案審査のため、本日、政府参考人として警察庁長官田中節夫君、外務省経済局長事務代理石川薫君、資源エネルギー庁長官河野博文君、労働大臣官房審議官横田浩君及び労働省職業安定局長渡邊信君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
島
島
生
生方幸夫#4
○生方委員 おはようございます。
まず最初に、青木官房長官にお伺いしたいと思います。
総理が今回の予算委員会に出席しなかった問題については、たびたびここでも論議をされております。官房長官のお答えは、これは予算委員会の方でお決めになったことであって、官邸サイドが望んだわけではないという御返事でございました。
そこでお伺いしたいのですが、総理は、報道によりますと、昨日お国入りをなさったということでございます。予算委員会の最中に総理がお国入りするというのは、かなり異例なことだというふうに考えております。
それから、その前の日程等を見ますと、たびたび質問がございましたが、やはり総理は予算委員会に出るためにほとんどの日程をもともとあけてあったのではないか。したがって、そこにあけてあった時間を勉強に充てたり、梅娘さんに会ったり、毛利さんに電話したりと、いろいろなことをおやりになっているようでございます。
そこで、まず一つお伺いしたいのですが、総理御自身が、今回の予算委員会に出席しなかったことについて、時間があいてよかったなというふうに思っているのか、あるいは、予算について国民に説明をする貴重な時間を総理の側からすれば失ってしまった、それは非常に残念だったというふうにお考えになっているのか、どちらか。長官がお聞きになっていましたら、総理自身が、今度の予算委員会に御自身が出席する機会が、少なくとも野党の質問ということに関せば一日しかなかったということについてどのような感想をお持ちか、そこをお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →まず最初に、青木官房長官にお伺いしたいと思います。
総理が今回の予算委員会に出席しなかった問題については、たびたびここでも論議をされております。官房長官のお答えは、これは予算委員会の方でお決めになったことであって、官邸サイドが望んだわけではないという御返事でございました。
そこでお伺いしたいのですが、総理は、報道によりますと、昨日お国入りをなさったということでございます。予算委員会の最中に総理がお国入りするというのは、かなり異例なことだというふうに考えております。
それから、その前の日程等を見ますと、たびたび質問がございましたが、やはり総理は予算委員会に出るためにほとんどの日程をもともとあけてあったのではないか。したがって、そこにあけてあった時間を勉強に充てたり、梅娘さんに会ったり、毛利さんに電話したりと、いろいろなことをおやりになっているようでございます。
そこで、まず一つお伺いしたいのですが、総理御自身が、今回の予算委員会に出席しなかったことについて、時間があいてよかったなというふうに思っているのか、あるいは、予算について国民に説明をする貴重な時間を総理の側からすれば失ってしまった、それは非常に残念だったというふうにお考えになっているのか、どちらか。長官がお聞きになっていましたら、総理自身が、今度の予算委員会に御自身が出席する機会が、少なくとも野党の質問ということに関せば一日しかなかったということについてどのような感想をお持ちか、そこをお伺いしたいと思います。
青
青木幹雄#5
○青木国務大臣 議員も今おっしゃいましたように、当委員会に総理が出席するかどうかということは、当委員会においてお決めになることである、そういうふうに考えております。
委員会に出席をしなくてあいた時間といいますか、どういうふうに考えておるかということでございますが、これはいろいろな見方、とり方によって見解が異なる問題だろうと私は考えております。総理が時間的な余裕を持っていろいろな人に会え、いろいろなことを、やはり国政全般考えていくことも必要なことでないか、私はそういうふうに解釈をいたしております。
この発言だけを見る →委員会に出席をしなくてあいた時間といいますか、どういうふうに考えておるかということでございますが、これはいろいろな見方、とり方によって見解が異なる問題だろうと私は考えております。総理が時間的な余裕を持っていろいろな人に会え、いろいろなことを、やはり国政全般考えていくことも必要なことでないか、私はそういうふうに解釈をいたしております。
生
生方幸夫#6
○生方委員 それは大事なことは、私もよく承知をしております。
しかし、この間も申し上げましたが、私たちも国民の代表としてこちらに出ているわけで、来年度予算案について、八十五兆円という非常に規模の大きな予算であって、景気も極めて厳しい状態にある、国民の方たちも総理に聞きたいことがたくさんあると思うのですね。総理も、逆に言えば、国民の皆さん方に説明をしたいことがたくさんあると思うのですよ。その時間が大幅に今回の予算で減ってしまったということは、総理の側から見ても、国民に説明をする貴重な機会を失われてしまったというふうにも考えられなくもないのですけれども、総理自身がそのことについてどのような御感想をお漏らしになっているのか、聞いておりましたら、ぜひ伺いたいと思います。
この発言だけを見る →しかし、この間も申し上げましたが、私たちも国民の代表としてこちらに出ているわけで、来年度予算案について、八十五兆円という非常に規模の大きな予算であって、景気も極めて厳しい状態にある、国民の方たちも総理に聞きたいことがたくさんあると思うのですね。総理も、逆に言えば、国民の皆さん方に説明をしたいことがたくさんあると思うのですよ。その時間が大幅に今回の予算で減ってしまったということは、総理の側から見ても、国民に説明をする貴重な機会を失われてしまったというふうにも考えられなくもないのですけれども、総理自身がそのことについてどのような御感想をお漏らしになっているのか、聞いておりましたら、ぜひ伺いたいと思います。
青
青木幹雄#7
○青木国務大臣 国民の目から見ると、この議会の内部での話し合い、委員会の決定、そういうふうなものは十分理解が難しいと私は考えております。
それで、総理が出席できなかったことをどういうふうに考えておるかとおっしゃいますけれども、私は、総理自身も、恐らく出たいという気持ちもある、また委員会の決定に従わなきゃいかぬという気持ちもある。最終的には私は、委員会でお決めになることを守って行動するのが当然の総理の責務だ、そういうふうに考えております。
この発言だけを見る →それで、総理が出席できなかったことをどういうふうに考えておるかとおっしゃいますけれども、私は、総理自身も、恐らく出たいという気持ちもある、また委員会の決定に従わなきゃいかぬという気持ちもある。最終的には私は、委員会でお決めになることを守って行動するのが当然の総理の責務だ、そういうふうに考えております。
生
生方幸夫#8
○生方委員 もう一点。
今度の予算委員会では公聴会の日程を一日に限ったというふうに決まっていると聞いております。今まで、通例でいいますと、二日間やって、これは公聴会でございますから、国民の皆様方がこの予算についてどういうふうに考えているのかというのを我々が聞かせていただくということでございますよね。それが、二日間あったのが一日になってしまったということは、国民の予算に対する意見を聞く機会がいわば半分になったということでございますが、そのことについて、官房長官、どのような御感想をお持ちになりますか。
この発言だけを見る →今度の予算委員会では公聴会の日程を一日に限ったというふうに決まっていると聞いております。今まで、通例でいいますと、二日間やって、これは公聴会でございますから、国民の皆様方がこの予算についてどういうふうに考えているのかというのを我々が聞かせていただくということでございますよね。それが、二日間あったのが一日になってしまったということは、国民の予算に対する意見を聞く機会がいわば半分になったということでございますが、そのことについて、官房長官、どのような御感想をお持ちになりますか。
青
生
生方幸夫#10
○生方委員 もう一点、官房長官にお伺いしたいのですけれども、今回の措置によって、国会を活性化させようということで、今回はクエスチョンタイムが導入されたり、予算委員会もいろいろいじったと思うのですが、実際問題として、今度の国会が、まだ始まったばかりでございますけれども、今までのところまで見て、活性化されたというふうにお思いになりますでしょうか。それとも、活性化されなかった、むしろ逆行しているというふうにお思いになりますか。どちらでございましょうか。
この発言だけを見る →青
青木幹雄#11
○青木国務大臣 こういう制度が各党間の話し合いにおいてつくられて、初めてのケースでございますので、やはり自分たちが決めたいわゆるケースをよく育てていくという努力をみんながしなきゃいかぬと私は思っておりまして、この一回だけを見てすべてを判断することはどうかな、そういうふうな気がいたしております。
この発言だけを見る →生
生方幸夫#12
○生方委員 ここでるるやりとりしていてもしようがないのですけれども、総理も、今青木官房長官もおっしゃいましたように、出たいという気持ちも半分あるのじゃないかというふうにおっしゃっておりましたので、これは、今度の国会はしようがないとしても、次の国会からぜひとも……ヤジでは、しようがないは取り消します。次の国会からはぜひとも、総理の出席も含めて、これを前例としないで、我々はこれが非常に不満でございますので、予算委員会という大事な委員会が、本当に国民が注目している委員会が、きょうの新聞にも出ておりましたように、やはり議論が国民の目に届かなくなってしまったというところはあるわけでございますから、ぜひとも、これを前例としないで見直しをしていただきたいというふうに、これは政府にお願いすることじゃないのですが、前例としないということを我々も決めなければいけないというふうに思います。
それでは、次の質問に移らせていただきます。
警察の不祥事についてお伺いしたいと思います。
きのうのテレビを見ておりましたら、新潟に警察庁から調査が入ったということでございますが、警察庁長官、きのうの調査について既に何か御報告を受けておりますかどうか、お伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →それでは、次の質問に移らせていただきます。
警察の不祥事についてお伺いしたいと思います。
きのうのテレビを見ておりましたら、新潟に警察庁から調査が入ったということでございますが、警察庁長官、きのうの調査について既に何か御報告を受けておりますかどうか、お伺いしたいと思います。
田
田中節夫#13
○田中政府参考人 委員御指摘の新潟県の事案と申しますのは、既に御案内のとおりでございますけれども、九年二カ月にわたり少女が監禁されていた事案でございます。
この点につきまして、具体的に、発生当初の捜査の問題あるいは発見時の対応の問題、それから広報の対応の問題等につきまして、いろいろ反省すべき点があるというふうに私どもは考えておりまして、その具体的な状況がどうであったのかということを確認するために、昨日、官房審議官を長とする調査チームを派遣いたしました。
本日、まだ委員会に出席する前に、簡単にその概要については聴取してまいりましたけれども、さらに聴取しなければいけないことがございますし、また国家公安委員会にも御報告申し上げて、そしてその指導を得ながら、さらに詰めるところは詰めてまいりたい、かように考えているところでございます。
この発言だけを見る →この点につきまして、具体的に、発生当初の捜査の問題あるいは発見時の対応の問題、それから広報の対応の問題等につきまして、いろいろ反省すべき点があるというふうに私どもは考えておりまして、その具体的な状況がどうであったのかということを確認するために、昨日、官房審議官を長とする調査チームを派遣いたしました。
本日、まだ委員会に出席する前に、簡単にその概要については聴取してまいりましたけれども、さらに聴取しなければいけないことがございますし、また国家公安委員会にも御報告申し上げて、そしてその指導を得ながら、さらに詰めるところは詰めてまいりたい、かように考えているところでございます。
生
田
田中節夫#15
○田中政府参考人 具体的な内容につきましては、現在捜査中の事案でもございますので、詳細につきまして御答弁申し上げることはできにくいところもございますけれども、例えば、発見時の報道のありようにつきましては、どのような認識でやられたのか、あるいは事実と異なることがあったわけでございますけれども、それがなぜ速やかに訂正とかいうことができなかったのかということにつきまして、時間もありませんでしたので簡単にしか聞けませんでしたけれども、またきょう、委員会が終了いたしましてから、詳細に報告を求めたい、かように考えているところでございます。
この発言だけを見る →生
生方幸夫#16
○生方委員 神奈川県警の不祥事から始まって、京都府警の犯人の取り逃がし、そして新潟県警の不手際、このほかにも、私きょういただいたんですけれども、平成十一年中の懲戒免職事案ということで、収賄、窃盗、飲酒ひき逃げ、住居侵入・窃盗、強制わいせつ、覚せい剤と、これは多分みんな警察官が行った犯罪だというふうに思うんですね。
こんなに続いていて、警察の信頼というのは地に落ちていると思うんですけれども、長官、このように、県警の不祥事から始まって、一般警察官の不祥事が続く原因は一体何だというふうにお考えになりますか。
この発言だけを見る →こんなに続いていて、警察の信頼というのは地に落ちていると思うんですけれども、長官、このように、県警の不祥事から始まって、一般警察官の不祥事が続く原因は一体何だというふうにお考えになりますか。
田
田中節夫#17
○田中政府参考人 委員御指摘の警察の不祥事の問題でございますけれども、言うまでもございませんけれども、私ども警察の使命は良好な治安を維持することにありまして、厳しさを増す治安情勢の中、全国の警察職員、そのほとんどが、こういった使命感を持って日夜、職務に精励しているところでございます。
しかしながら、御指摘がございましたように、昨年来、神奈川県警を初め全国で不祥事が続発し、国民の警察に対する信頼を大きく損ねたことは、まことに遺憾だというふうに思っております。
不祥事の態様、背景は事案によってさまざまでございまして、その原因については一律に述べることは難しいところがございますけれども、基本的には、不祥事案を起こした個々の職員の職務倫理意識あるいは幹部の指揮監督能力、管理能力の欠如に起因するところが大きいというふうに考えまして、国家公安委員会の御指導のもとに、人事教養制度の改善あるいは組織管理者の研修等の実施を初めといたしまして、組織を挙げて不祥事案に対する取り組み、再生の道を歩み始めたところでございます。
しかしながら、今御指摘のように、にもかかわらず国民の信頼を損なうというような事態が発生したり、あるいは、職務を離れているとはいえ、言葉を失うような不祥事案が発生していることは、御指摘のとおりでございます。
私どもといたしましては、国民のための警察という警察の原点にもう一度立ち返りまして、職務に邁進するとともに、いささかも信を失することのないよう、一人一人の警察職員にこれを徹底してまいりたいと考えているところでございます。
この発言だけを見る →しかしながら、御指摘がございましたように、昨年来、神奈川県警を初め全国で不祥事が続発し、国民の警察に対する信頼を大きく損ねたことは、まことに遺憾だというふうに思っております。
不祥事の態様、背景は事案によってさまざまでございまして、その原因については一律に述べることは難しいところがございますけれども、基本的には、不祥事案を起こした個々の職員の職務倫理意識あるいは幹部の指揮監督能力、管理能力の欠如に起因するところが大きいというふうに考えまして、国家公安委員会の御指導のもとに、人事教養制度の改善あるいは組織管理者の研修等の実施を初めといたしまして、組織を挙げて不祥事案に対する取り組み、再生の道を歩み始めたところでございます。
しかしながら、今御指摘のように、にもかかわらず国民の信頼を損なうというような事態が発生したり、あるいは、職務を離れているとはいえ、言葉を失うような不祥事案が発生していることは、御指摘のとおりでございます。
私どもといたしましては、国民のための警察という警察の原点にもう一度立ち返りまして、職務に邁進するとともに、いささかも信を失することのないよう、一人一人の警察職員にこれを徹底してまいりたいと考えているところでございます。
生
生方幸夫#18
○生方委員 「警察職員の信条」というのがございます。ここの中に五つ書かれておるんですけれども、三番目に、「警察職員は規律を厳正に保持し相互の連帯を強める」というふうにあるわけですね。二番目に、「警察職員は人権を尊重し公正かつ親切に職務を執行する」というふうにあります。どうも私考えるに、この三番目の「規律を厳正に保持し相互の連帯を強める」、ここばかりが重視されて、組織を防衛するために、「公正かつ親切に職務を執行する」というところがやや失われている感があるんではないかというふうな気がしてならないわけですが、国家公安委員長、いかがでございましょうか。
この発言だけを見る →保
保利耕輔#19
○保利国務大臣 今御指摘の服務規律等については、私からも、これは持っているというだけではなくて、十分にこれをそしゃくして、その精神を理解して職務に当たってもらいたいというようなことを言っております。言うだけではだめでありまして、やはり、現場の警察官の皆様方がそういう精神を実行に移すという形で規律を保ってもらいたい、こう私は思っております。
今後とも、警察庁を督励しながら、各県警において、あるいは各警察署の現場が、先生御指摘のような規律の保持についてきちんとしていただくように、私からも強く要請をしたいと思っております。
なお、警察官は、やはり犯罪と接触をするという非常に微妙な仕事でありまして、犯罪者に近づくとそちらの方の、朱に交わればという話もありますけれども、そういったことで、非常に厳しい環境があるだろうと思います。その中でも朱に交わってなお赤くならないように努めるというのは、よほど精神力の強い人でなきゃならぬ。したがって、警察官に対する、規律正しく努めるという観点から考えれば、他の公務員とはちょっと違う、また、公務員全般そうなければいけませんけれども、特に警察についてはそういうことが求められるということにかんがみて、やはり待遇等で十分考えてあげる必要があるだろう、そんなふうに考えております。
なお、警察庁を厳しく、厳しくというか厳正に指導してまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →今後とも、警察庁を督励しながら、各県警において、あるいは各警察署の現場が、先生御指摘のような規律の保持についてきちんとしていただくように、私からも強く要請をしたいと思っております。
なお、警察官は、やはり犯罪と接触をするという非常に微妙な仕事でありまして、犯罪者に近づくとそちらの方の、朱に交わればという話もありますけれども、そういったことで、非常に厳しい環境があるだろうと思います。その中でも朱に交わってなお赤くならないように努めるというのは、よほど精神力の強い人でなきゃならぬ。したがって、警察官に対する、規律正しく努めるという観点から考えれば、他の公務員とはちょっと違う、また、公務員全般そうなければいけませんけれども、特に警察についてはそういうことが求められるということにかんがみて、やはり待遇等で十分考えてあげる必要があるだろう、そんなふうに考えております。
なお、警察庁を厳しく、厳しくというか厳正に指導してまいりたいと思っております。
生
生方幸夫#20
○生方委員 警察が非常に厳しい仕事についているということは、私もよく承知をしております。朱に交わって朱になっては困るわけで、それまでの警察というのは、日本の交番を初めとして、警察システムそのものに対しては国民の信頼があったわけですね。もともとから朱に交わってきたわけです。朱に交わらないできちんと職務を果たしてきたのに、何でここに来て急にそんなに不祥事が続いたのかというところで、やはり警察が組織防衛というのですか、内ばかり見ていて表に顔を向けてこなかったというのが、私は一つの原因ではないかというふうに思っております。
それで、もう一点お伺いしたいのですが、新潟県警の問題はきのう調査が入りました。私、京都府警の問題も、これは警察に重大なミスがあったのではないかというふうに考えております。
これは、まず第一点は、非常に幼い子供を残虐なやり方で殺した被疑者と思われる人間に聴取をするのに、ただでさえ、うちでやるのが当たり前なのに、公園でやるという、最初に事情聴取を公園でやるということ自体に、もう私は重大なミスがあると思うのですね。この人は二十一だったからよかったですけれども、もしこの人が未成年だったりした場合、衆人環視の中で、公園ですからだれもが通れるわけですね。実際問題として、何人かの方がその事情聴取をしているところを目撃しているわけですから、これは被疑者の人権ということから見ても、衆人環視の中で、そういう重大な犯罪を犯した可能性のある被疑者を、被疑者まで至っていなかったのでしょうけれども、方を聴取するということ自体がまず第一点、私は間違いがあったのではないかというふうに思っております。
それから、その後で被疑者が自殺をしたときに、最初に、十三階から飛びおり自殺をしたというふうに報道されておりました。その前に、犯人が脱兎のごとく走っていったので見失ってしまったというような報道もなされておりました。しかし、実際問題、その周りで報道の方たちがいろいろ聞くと、犯人を追いかけていった、何人もがスーパーの中で追いかけていったり、アパートの中を追っかけていった姿を見ているわけですね。だから、見失ったというのもこれもうそではないか、十三階から飛びおりたというのもうそではないかということがだんだん明らかになってきたわけでございます。
したがって、身内にやはり厳しくするということが一番でございますから、神奈川県警の問題のときも、本来の事案であれば当然逮捕されてしかるべきような事案であったにもかかわらず、在宅で起訴をしていた。こういうことが積み重なっていくことが、内に甘くなるし、国民の警察に対する信頼というのが失われていくということになると思うんですね。
したがって、私は、新潟県警を調べたのであれば京都府警についてもきっちりと調べる必要があるのではないか。あの記者会見を私も見ておりましたですけれども、最初に問題はなかったと思うと、何も調査もしないうちに刑事部長が問題はなかったと思うと言っているような体質がそもそもおかしいと私は思うのですが、警察庁長官、いかがでございますか。
この発言だけを見る →それで、もう一点お伺いしたいのですが、新潟県警の問題はきのう調査が入りました。私、京都府警の問題も、これは警察に重大なミスがあったのではないかというふうに考えております。
これは、まず第一点は、非常に幼い子供を残虐なやり方で殺した被疑者と思われる人間に聴取をするのに、ただでさえ、うちでやるのが当たり前なのに、公園でやるという、最初に事情聴取を公園でやるということ自体に、もう私は重大なミスがあると思うのですね。この人は二十一だったからよかったですけれども、もしこの人が未成年だったりした場合、衆人環視の中で、公園ですからだれもが通れるわけですね。実際問題として、何人かの方がその事情聴取をしているところを目撃しているわけですから、これは被疑者の人権ということから見ても、衆人環視の中で、そういう重大な犯罪を犯した可能性のある被疑者を、被疑者まで至っていなかったのでしょうけれども、方を聴取するということ自体がまず第一点、私は間違いがあったのではないかというふうに思っております。
それから、その後で被疑者が自殺をしたときに、最初に、十三階から飛びおり自殺をしたというふうに報道されておりました。その前に、犯人が脱兎のごとく走っていったので見失ってしまったというような報道もなされておりました。しかし、実際問題、その周りで報道の方たちがいろいろ聞くと、犯人を追いかけていった、何人もがスーパーの中で追いかけていったり、アパートの中を追っかけていった姿を見ているわけですね。だから、見失ったというのもこれもうそではないか、十三階から飛びおりたというのもうそではないかということがだんだん明らかになってきたわけでございます。
したがって、身内にやはり厳しくするということが一番でございますから、神奈川県警の問題のときも、本来の事案であれば当然逮捕されてしかるべきような事案であったにもかかわらず、在宅で起訴をしていた。こういうことが積み重なっていくことが、内に甘くなるし、国民の警察に対する信頼というのが失われていくということになると思うんですね。
したがって、私は、新潟県警を調べたのであれば京都府警についてもきっちりと調べる必要があるのではないか。あの記者会見を私も見ておりましたですけれども、最初に問題はなかったと思うと、何も調査もしないうちに刑事部長が問題はなかったと思うと言っているような体質がそもそもおかしいと私は思うのですが、警察庁長官、いかがでございますか。
田
田中節夫#21
○田中政府参考人 今委員御指摘の、新潟の事案あるいは京都の事案等につきましては、京都の事案はまだ現在捜査中でございますので、さらに解明を要する点がございますけれども、ただ、御理解いただきたいのは、京都の事案につきましては、大変苦労いたしまして容疑者を絞り込みまして、最終的に容疑者から供述を得ようというところで、任意捜査の限界のぎりぎりのところで任意同行を求めたわけでございますけれども、あのような形で容疑者を自殺させてしまったということはまことに残念でございまして、捜査員はもとよりでございますけれども、私どもも大変に残念に思っております。
ただ、その過程で、今御指摘のような問題、何かほかに方法がなかったのかということにつきましては、これは検証を重ねる必要があると思います。
それから、具体的にその犯人の行動あるいは捜査員の行動等につきまして一部報道がございますけれども、それが報道のとおりであるのかどうかにつきましては、これは詳細調査をする必要があると思いますし、また、必要があればといいますか、ある程度の段階に至りますれば、私どもがまた京都府警に対しても調査をしてまいりたい、かように考えております。
それから、身内に対して甘いのではないかという御指摘がございました。私どもは、具体的な事案が発生いたしました場合に、その事案の内容によりましてこれを厳正に対応するように指導してまいりたいと思いますし、また今までもそのように指導しておるところでございます。
ただ、国民の皆さんから見て、その対応措置にいささかの疑問といいますか、そういうものがあるとすれば、私どもの今までの対応に問題があったのではないかと思います。
今後とも、国民の皆様からの疑問を生じさせないような形で厳正、的確に対応してまいりたい、かように考えているところでございます。
この発言だけを見る →ただ、その過程で、今御指摘のような問題、何かほかに方法がなかったのかということにつきましては、これは検証を重ねる必要があると思います。
それから、具体的にその犯人の行動あるいは捜査員の行動等につきまして一部報道がございますけれども、それが報道のとおりであるのかどうかにつきましては、これは詳細調査をする必要があると思いますし、また、必要があればといいますか、ある程度の段階に至りますれば、私どもがまた京都府警に対しても調査をしてまいりたい、かように考えております。
それから、身内に対して甘いのではないかという御指摘がございました。私どもは、具体的な事案が発生いたしました場合に、その事案の内容によりましてこれを厳正に対応するように指導してまいりたいと思いますし、また今までもそのように指導しておるところでございます。
ただ、国民の皆さんから見て、その対応措置にいささかの疑問といいますか、そういうものがあるとすれば、私どもの今までの対応に問題があったのではないかと思います。
今後とも、国民の皆様からの疑問を生じさせないような形で厳正、的確に対応してまいりたい、かように考えているところでございます。
生
生方幸夫#22
○生方委員 警察内部の不祥事については監察官が調査をするということになっているわけですけれども、全国に監察官というのはどのぐらいいて、どういう体制になっているのか、そのことをお伺いしたいと思います。
この発言だけを見る →田
田中節夫#23
○田中政府参考人 お答えいたします。
今手元に全国の監察官の総数の数字を持ち合わせておりませんけれども、各県の規模によりますけれども、監察官の室には、室長と申しますか、監察官には参事官クラスの、相当経験の豊かな警察官を充てておりまして、県によりましては、二ないし三のそういう警視クラスの人間、その下に警部クラスの者を抱えておりますし、また、大きい県では二十名、三十名の体制でもって体制を組んでおるところでございます。
具体的な事案が発生いたしました場合には、その事案に応じてどの人間が対応するのが適当かどうかということも踏まえ、またそれぞれの公安委員会の御指導を得ながら、適正に処理しているところでございます。
この発言だけを見る →今手元に全国の監察官の総数の数字を持ち合わせておりませんけれども、各県の規模によりますけれども、監察官の室には、室長と申しますか、監察官には参事官クラスの、相当経験の豊かな警察官を充てておりまして、県によりましては、二ないし三のそういう警視クラスの人間、その下に警部クラスの者を抱えておりますし、また、大きい県では二十名、三十名の体制でもって体制を組んでおるところでございます。
具体的な事案が発生いたしました場合には、その事案に応じてどの人間が対応するのが適当かどうかということも踏まえ、またそれぞれの公安委員会の御指導を得ながら、適正に処理しているところでございます。
生
生方幸夫#24
○生方委員 私も警察法を調べてみたのですけれども、監察官についての規定は、第五条の二項の十八に「前各号」、これは犯罪統計に関することとかいろいろございまして、「前各号に掲げる事務を遂行するために必要な監察に関すること。」というのが一行と、それから第二十一条の八号に「監察に関すること。」というのが出ているだけで、監察というのはどういう仕事をするのか、どういう位置にあるのかという、何も定めがないのですね。
こちらの「警察法解説」の方にこの監察について触れておりまして、「「監察」とは、行政監督上の立場から調査又は検査することに用いられ、その調査又は検査は行政機関の行う業務の実施状況についてなされるものであり、公務上の犯罪、非違又は事故に関するものもこれに含まれるのであるが、監察の中には会計検査のようなことは含まれない。ただ会計上の問題であっても、それが公務上の非違又は事故等に関するものであれば、監察の対象となる。」というふうに解説には出ているわけです。
各県警の組織を見ますと、県警本部長の下に、警務部の中に監察官室があったりするわけで、県警本部長、警務部長、その下というふうになるわけですね。そうしますと、例えば神奈川県警とか新潟県警でも、うその発表をしたのは新潟県警本部長が認知していたということでございますので、京都府警の場合はよくわかりませんけれども、そうなりますと、常識的に考えて、部下が上司のことを調べるというのは、相当の権限なり地位を与えられていなければこれは難しいことですよ。したがって、私は、この監察官制度そのものが非常に問題があるのではないかというふうに思います。
これは、今申し上げましたように、警察法の中にもほとんど規定がされていないようなものである。そうなりますと、権限もはっきりしないし、地位も本部長より大分下にいるという方が警察全体の不祥事について監察をするというのは、そもそも、どだい無理があるのじゃないかと思うのですけれども、公安委員長、いかがでございましょうか。
この発言だけを見る →こちらの「警察法解説」の方にこの監察について触れておりまして、「「監察」とは、行政監督上の立場から調査又は検査することに用いられ、その調査又は検査は行政機関の行う業務の実施状況についてなされるものであり、公務上の犯罪、非違又は事故に関するものもこれに含まれるのであるが、監察の中には会計検査のようなことは含まれない。ただ会計上の問題であっても、それが公務上の非違又は事故等に関するものであれば、監察の対象となる。」というふうに解説には出ているわけです。
各県警の組織を見ますと、県警本部長の下に、警務部の中に監察官室があったりするわけで、県警本部長、警務部長、その下というふうになるわけですね。そうしますと、例えば神奈川県警とか新潟県警でも、うその発表をしたのは新潟県警本部長が認知していたということでございますので、京都府警の場合はよくわかりませんけれども、そうなりますと、常識的に考えて、部下が上司のことを調べるというのは、相当の権限なり地位を与えられていなければこれは難しいことですよ。したがって、私は、この監察官制度そのものが非常に問題があるのではないかというふうに思います。
これは、今申し上げましたように、警察法の中にもほとんど規定がされていないようなものである。そうなりますと、権限もはっきりしないし、地位も本部長より大分下にいるという方が警察全体の不祥事について監察をするというのは、そもそも、どだい無理があるのじゃないかと思うのですけれども、公安委員長、いかがでございましょうか。
保
保利耕輔#25
○保利国務大臣 今御指摘の点については、警察庁内部あるいは公安委員会で随分議論をさせていただきました。
地方行政委員会におきましても御答弁をしたように記憶をいたしておりますけれども、警察という一つの命令組織で動いて犯罪を取り締まるという組織体の中にあって、その組織体がきちんとした姿で動いているのかどうかということを監察する、検査するというのは、やはりその組織体の中に置いておくべきだということが今の私の考えであります。
そして、その監察については、やはり本部長がトップに立つ者として、これは県警本部でありますから、県の警察の本部でありますから、この最高、最終の責任者のところへ監察の話が伝わり、そこの御判断をいただくということが必要であろう。それに対して、地域の公安委員会が、やはり本部長と連絡をとりながら、内部体制はきちんとしておるかどうかということを終始注目しておるという体制がよかろうかと思っております。
なお、監察を警務部の下に置いているという御指摘がございまして、それは確かにそのとおりでございます。その点は非常に私も警察庁と議論をしたところでありますが、警務部というのは、警察特有の言葉でありますが、言ってみれば人事部と監査を一緒に兼ねておるわけであります。監査という、規律の厳正化ということと人事というものはなかなか切り離せない問題でありまして、人事関係においてその警察官一々の行動等については把握をしているもの、その情報と監察関係の情報とが相まって内部規律の厳正化に役立っていくものである、ちょっと回りくどくなりましたけれども、そういうふうなことを考えて、現在の監察のやり方はこういうふうにやるべきだ、それで、なお公安委員会との連絡は、本部長をあくまでも通してやっていくという体制を私は想定をいたしております。
この発言だけを見る →地方行政委員会におきましても御答弁をしたように記憶をいたしておりますけれども、警察という一つの命令組織で動いて犯罪を取り締まるという組織体の中にあって、その組織体がきちんとした姿で動いているのかどうかということを監察する、検査するというのは、やはりその組織体の中に置いておくべきだということが今の私の考えであります。
そして、その監察については、やはり本部長がトップに立つ者として、これは県警本部でありますから、県の警察の本部でありますから、この最高、最終の責任者のところへ監察の話が伝わり、そこの御判断をいただくということが必要であろう。それに対して、地域の公安委員会が、やはり本部長と連絡をとりながら、内部体制はきちんとしておるかどうかということを終始注目しておるという体制がよかろうかと思っております。
なお、監察を警務部の下に置いているという御指摘がございまして、それは確かにそのとおりでございます。その点は非常に私も警察庁と議論をしたところでありますが、警務部というのは、警察特有の言葉でありますが、言ってみれば人事部と監査を一緒に兼ねておるわけであります。監査という、規律の厳正化ということと人事というものはなかなか切り離せない問題でありまして、人事関係においてその警察官一々の行動等については把握をしているもの、その情報と監察関係の情報とが相まって内部規律の厳正化に役立っていくものである、ちょっと回りくどくなりましたけれども、そういうふうなことを考えて、現在の監察のやり方はこういうふうにやるべきだ、それで、なお公安委員会との連絡は、本部長をあくまでも通してやっていくという体制を私は想定をいたしております。
生
生方幸夫#26
○生方委員 今まで本部長が特に事件を起こしたりなんかという問題がなかった場合は今の体制でいいと思うのですけれども、神奈川県警、新潟県警を含めて、本部長に対する信頼が今損なわれているわけですから、本部長にすべてを任せて、本部長が真っ当な、真っ当なというか、あの方たちも真っ当じゃないとは必ずしも言いませんけれども、適正な判断を下してくれるという前提に立っているわけですけれども、本部長が今回のように犯罪を、神奈川県警の場合は犯罪ですね、犯罪を犯すというようなことに対する監察の体制というのはやはり見直さないと、これはどうにもならないのじゃないですか。いかがでございますか。
この発言だけを見る →保
保利耕輔#27
○保利国務大臣 御指摘のとおり、本部長がまずいことをするという前提に立っていない今の警察制度でありますし、先ほど申し上げましたとおり、本部長は最高、最終の責任者であるというふうに県警制度の中では考えております。
その本部長をただすべきはやはり公安委員会であろう、公安委員会が常に本部長と緊密な接触をして、問題はないかということを常に注意喚起し、本部長も、ちょっとそうしたささいな問題であってもやはり公安委員会にきちんと説明すべきというような観点から、今度の警察法改正の中で、公安委員会の権限を強化するという形のものを提案しようと思っておるわけであります。
そういう形で、本部長みずからを公安委員会との関係において律していこうという考え方を持っております。
この発言だけを見る →その本部長をただすべきはやはり公安委員会であろう、公安委員会が常に本部長と緊密な接触をして、問題はないかということを常に注意喚起し、本部長も、ちょっとそうしたささいな問題であってもやはり公安委員会にきちんと説明すべきというような観点から、今度の警察法改正の中で、公安委員会の権限を強化するという形のものを提案しようと思っておるわけであります。
そういう形で、本部長みずからを公安委員会との関係において律していこうという考え方を持っております。
生
生方幸夫#28
○生方委員 人間だれでも誤りを犯すものでございますので、今の体制が必ずしも適正だというふうに私も思いませんので、ぜひとも変えていただきたいというふうに思います。
それからもう一点、記者会見ですね。これは、みんなもちろん、何か事件があった場合は記者会見をして、記者はそれを聞いて、それから独自に取材をすることもございますが、大体は時間がないのでそのまま発表するというのが普通の事例でございますよね。その記者会見で、今回の場合でも前回の場合でも、うそではないかということが言われているわけですね。記者会見で事実と違う発表をしたことについては、どのようにチェックをしたらよろしいのでしょうか。
今回の場合でしたら、たまたまマスコミも非常に注目している事案でございますから周辺取材をしますので、ここに間違いがあったということがわかったからよかったですけれども、小さい事案ですと、私も昔新聞記者をやっておりましたから、もう発表だけで記事を書いてしまうわけですね。これはもう事実であるという前提に基づいて記事を書くわけです。
ところが、今度のように非常に重大な事件について警察が恣意的に、例えば第一発見者は伏せた方がいいなんて、こんなのは警察の論理であって、我々はそんなことは何にも思っていないのですけれども、そういう論理で勝手に記者発表の内容まで捏造されてしまった場合、チェックしようがないのです。これはこのままほっておきますと、我々は、やはり本当だろうかと一々記者発表でも考えなければいかぬ。この辺はどういうふうに、チェックする体制というのはとれるというふうにお考えになりますでしょうか。
この発言だけを見る →それからもう一点、記者会見ですね。これは、みんなもちろん、何か事件があった場合は記者会見をして、記者はそれを聞いて、それから独自に取材をすることもございますが、大体は時間がないのでそのまま発表するというのが普通の事例でございますよね。その記者会見で、今回の場合でも前回の場合でも、うそではないかということが言われているわけですね。記者会見で事実と違う発表をしたことについては、どのようにチェックをしたらよろしいのでしょうか。
今回の場合でしたら、たまたまマスコミも非常に注目している事案でございますから周辺取材をしますので、ここに間違いがあったということがわかったからよかったですけれども、小さい事案ですと、私も昔新聞記者をやっておりましたから、もう発表だけで記事を書いてしまうわけですね。これはもう事実であるという前提に基づいて記事を書くわけです。
ところが、今度のように非常に重大な事件について警察が恣意的に、例えば第一発見者は伏せた方がいいなんて、こんなのは警察の論理であって、我々はそんなことは何にも思っていないのですけれども、そういう論理で勝手に記者発表の内容まで捏造されてしまった場合、チェックしようがないのです。これはこのままほっておきますと、我々は、やはり本当だろうかと一々記者発表でも考えなければいかぬ。この辺はどういうふうに、チェックする体制というのはとれるというふうにお考えになりますでしょうか。
保
保利耕輔#29
○保利国務大臣 御指摘の点は非常に微妙な点であるわけでありますが、今回の新潟県警におきます虚偽の記者会見と思われるものについては、現在調査をしているということは長官からもお答えを申し上げたわけでありますが、まず、これが重大な事件に結びつく、あるいは重大な事柄に結びつくことであったのかどうかという本部長自身の認識、そして、下部から、下の方から恐らくメモでも渡したんだろうと思いますが、こういうことで第一発見者をかばいたいと思うがいいかということに対しての本部長自身の判断、そういった点について、これは誤りがなかったのかどうかということについては、国家公安委員会、先週開かれましたときに、私からも警察庁に対して厳しく物を言いました。私が就任してから一番きつい言い方をしたと思うのでありますが、本部長自身がそういう判断をしたということについては、事情をよく調べろ、そして、もし違法性があったり非常なふぐあいがあるという場合には厳正な処分をすべしということで、かなり強い話を出したわけであります。
今後どうするかということでありますが、やはり本部長自身が認識をまた改めて持っていただいて、正確な報道を期するように、発表をするようにということを心がけるように、部下がそういうことを言ってきても、それはちょっと待てよというぐらいの、少なくともチェックを入れるということを心がけるように、私からも警察庁を通じて督励をしていきたいと思っております。
今回の問題は、神奈川県の問題があった後のことでありますから私も大変責任を感じておりまして、そんなことではだめだということで、今後督励をしてまいりたいと思っております。
この発言だけを見る →今後どうするかということでありますが、やはり本部長自身が認識をまた改めて持っていただいて、正確な報道を期するように、発表をするようにということを心がけるように、部下がそういうことを言ってきても、それはちょっと待てよというぐらいの、少なくともチェックを入れるということを心がけるように、私からも警察庁を通じて督励をしていきたいと思っております。
今回の問題は、神奈川県の問題があった後のことでありますから私も大変責任を感じておりまして、そんなことではだめだということで、今後督励をしてまいりたいと思っております。