大森敬治の発言 (外交・防衛委員会)
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○政府参考人(大森敬治君) お答え申し上げます。
佐世保地区のいわゆるすみ分け問題につきましては、私ども非常に重要な課題だというふうに認識しておりまして、なお全体的な見地から総合的に検討していきたいというふうに思っております。具体的に申し上げますと、その岸壁のといいますか、立神港区を中心とした岸壁の使用の問題と、それから前畑弾薬庫の移転、集約の問題、それから崎辺地区の利用の問題と、この全体を見てやっていく必要があると思います。この点はやや中長期的なところになると思いますけれども、やはり一番重要なのは、その中心は立神港区の岸壁の利用の問題だと思います。
そこで、私ども、今御指摘のように、十二年度の予算でお認めいただきまして、新たな岸壁の建設のための基礎調査をやらせていただくということにしております。新たな岸壁の建設につきましては、何とか早く地元関係者の理解を得て、早期に建設できるようにしたいというふうに思っておりますけれども、具体的に何年ということをちょっと申し上げられないところがございます。そこで、当面喫緊の問題は御指摘の四号、五号岸壁の利用の問題でございまして、御指摘のように、先般の合同委員会におきまして七月一日から三十一日までの約一カ月、三十日間、米側の利用について要求がなされております。
そこで、私ども、現実に地元のSSKの方で利用している状況をよく踏まえてやっていかなきゃいけないというふうなことでございまして、地元の利用の状況といいますか、それの受ける影響を今具体的に聞かせていただきつつ、また米側にもその影響を少なくするのにはどのような方策があるのかということを鋭意調整しているところでございまして、これにつきまして何とか地元関係者の御理解を得て解決をしたいというふうに思っているところであります。
いずれにしましても、佐世保港の利用につきましては、関係者が米海軍、自衛隊、佐世保市、民間企業ということで、かなり多くのところになっております。その点、その関係者の御意見を十分お聞きしつつ、私どもといたしましては、米側の運用上の要求と地元要望というものを踏まえて円満に解決するように努力したいというふうに思っております。
それから、御指摘の点の蛇島南岸壁の問題でございますけれども、この点も私ども米側から要請を受けているわけでございますが、これも御指摘のように、SSKが船舶を係留するための施設を米軍提供区域の一部を共同使用しているわけでございまして、これは企業としてやっていく以上不可欠な事業といいますか、ことであるというふうに私どもも認識しておりまして、このような民間企業にとりまして非常に重要な利用につきましては、米側の要請とはいえ、それが支障を受けるということでは非常に問題が多いんではないかというふうに思って、現在米側とも、その実態を踏まえまして、何とか円満に解決できるように努力したいというふうに言って努力しているところでございます。
米側の要請ですと来年の一月以降の明け渡しというふうなことになっておりますけれども、この辺は、先ほど申しましたように、企業として重要な業務をやっていくための共同使用でございますので、その点を十分認識しつつ米側とも話し合い、円満な解決に努めていきたいというふうに思っております。