小坂憲次の発言 (交通・情報通信委員会)
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○政務次官(小坂憲次君) 山内委員にお答え申し上げます。
委員御指摘のように、今回このシステムを開発いたしますのは、ばらばらに今まで存在しておりました情報を既存の伝達手段でやっておりますとなかなか立体的に見えてこない、こういうことで、立体的にもう少し全体情報がつかめるようにしよう、そんな意味から、漁船操業の効率化及び水産資源の適切な保存管理を実現するためには、漁況海況や海上の漁船の操業状況等を的確に把握することが必要でございまして、これらの情報を操業しておる我が国漁船やあるいは取り締まり船に効果的に提供していくことが重要であります。
しかしながら、漁業活動に密接に関連する漁場の形成状況といいますか、海表の温度とかそういうもの、自然、気象状況等は現在漁業用に利用されております音声やファクスによります情報伝達では限界がございます。そんな意味から、画像等による高品質な情報をリアルタイムに利用できるようにするために通信・放送技術の利用が求められているところでございまして、今回の研究開発は、衛星等を利用して漁業活動に関する画像情報等を広域的に収集、加工、配信することを可能とする電気通信システムを開発いたしまして、効率的な漁業活動の展開と効果的な資源管理に寄与することを目的といたしております。
具体的には、御指摘の、漁船にとって何がいいことになるんだと。一つは、視覚的に理解しやすい画像を見ることが可能になってまいります。また、受信機に送信されてくる情報を蓄積しておいて、必要なときに利用したい情報を取り出してそれを利用することが可能になってまいります。
このようなメリットがありますが、漁船の操業活動の効率化に寄与することが期待をされているわけですが、漁船にとっては、本システムを実際に導入する場合には新たな受信機の搭載や通信コスト等の負担が生じることが考えられますので、技術革新による機器の価格の低下とか、これを通じまして新たなシステムによる大きなメリットを考えていただいて、大きな追加負担とならないような低廉な受信機の開発等も普及、大きく利用していただきますと価格も下がりますので、そういった意味で負担にならないような価格が実現されるように期待をし、また指導もしてまいりたいと存じます。