八代英太の発言 (交通・情報通信委員会)

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○国務大臣(八代英太君) アメリカ社会におきましては、個人中心の社会でございますし、日本のように向こう三軒両隣なんという言葉は恐らくないでしょう。それにまた、私たちの民族といいますか国の形成というのは、まさに小さな国土に一億二千三百万もおられて、そしてそれは集落形成が中心となって、その集落形成がそのまま護送船団的な企業活動というふうな、一つの文化のような長い伝統、歴史を持っております。
 そこにこの新しい欧米型のベンチャー企業というものも、これもまた時代の流れで私はやむを得ないだろうとこのように思いますし、しかしそれもまた日本的な感覚を持ちながらベンチャー企業の育成をしていく。お互い助け合いという共助の心もこうしたベンチャー企業の中に入れながら、ただ、弱肉強食的な中で成功する人と成功しない人の格差というものも、なかなか日本ではそれがすぐ社会問題になるというふうなそういう社会背景もございますから、この辺を私たちも、積極的な創業期のベンチャー企業に対する資金供給の多様化は当然出てくるだろうし、そのまた多様化というものが必要だというふうに考えております。
 平成九年度の税制改正におきましても、エンジェルのベンチャー企業に対する投資についての損失は三年にわたって繰越控除するということを認めるというようなエンジェル税制というようなものも創設されておりますし、平成十二年度の税制改正においてもエンジェル税制の拡充を行っております。そういういろんな拡充方策、いろんなまたセーフティーネットのようなものを一方で設けつつ、今まさに試行錯誤の部分もベンチャー企業というものの育成には、創業というものにはあるだろうという背景もございますから、この辺を私たちはいろんな意味で引っ張っていきながら、今後も個人が積極的に投資できる環境の整備、そして欧米のそういう流れに負けないようなものも一方日本の中には持っているんだぞと、奥行きの部分の一つの日本型のベンチャー企業支援というようなやり方も一方では考えながら、その施策の拡充に積極的に取り組んでいく、これは一つの時代の流れでもある、こんなふうにとらえてもいるところでございますので、さらにリーダーシップを持ってやっていかなければならない、このように考えております。

発言情報

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発言者: 八代英太

speaker_id: 6556

日付: 2000-03-21

院: 参議院

会議名: 交通・情報通信委員会