矢野朝水の発言 (国民福祉委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○政府参考人(矢野朝水君) これは税とかあるいは社会保険の分野におきましても、高齢者というのは必ずしも貧しいばかりではない、豊かな高齢者も少なくはない、こういうことから、それぞれ税なり社会保険料なり今後負担をふやすべきじゃないか、こういう御議論もあるわけでございます。その場合には、これは何も年金だけに着目をしているわけではございませんで、今申し上げたように、高齢者の方には貯蓄が多いとかあるいは別途収入がある、こういった点に着目して御負担を求めよう、こういう考え方でございます。
 したがいまして、手取り年金額という概念というのは、そういった税とか社会保険料、これはすべて年金から出すんだ、だからその分年金が下がるんだと。連合の試算を見ますと、一五%年金が減ってしまう、こういう試算をされておりますけれども、こういったやり方は適当ではないんじゃないか、こう思うわけでございます。結局、税とか社会保険料をほかの分野で高齢者の負担能力に着目いたしましてその負担を求めよう、こういった場合に、それを年金で全部穴埋めする、こういうことになりますと、ますます将来の若い世代の負担が重くなっていくわけでございます。
 そういうことで、こういった手取り年金額といったような概念は適当ではないんじゃないかというのが私どもの立場でございます。

発言情報

speech_id: 114714333X00120000203_013

発言者: 矢野朝水

speaker_id: 5166

日付: 2000-02-03

院: 参議院

会議名: 国民福祉委員会