矢野朝水の発言 (国民福祉委員会)

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○政府参考人(矢野朝水君) 今の年金制度について、特に若い人からの不満、不信というのは、世代間で非常に不公平が大きい、こういう不満が非常に強いわけでございます。こういった世代間の不公平といったような問題、これはできるだけ少なくしていく必要があるんじゃないか、こう思うわけでございます。
 日本の場合には、特にヨーロッパと比べましても少子高齢化が急速に進む、そのスピードが非常に速いということと、高齢化のピークというのが非常に高い、六十五歳以上人口が三〇%を超える、こういう超高齢化社会が見込まれておるわけでございます。したがいまして、そういう世代間の不公平をできるだけ是正して将来の過大な保険料負担を避ける、このためにはやはり積立金を活用いたしまして、それによりまして将来の負担を少しでも軽減する、こういうことが非常に重要なことではないか、こう思っておるわけでございます。
 それで、先ほど政務次官が答弁いたしましたように、私どもの年金の将来計画というのは、二〇二五年以降も、二〇五〇年といったような高齢化のピークも見据えまして将来計画をつくっているわけでございまして、二〇二五年度以降も長期的に積立金を保有していることによりまして積立金の運用収入を活用する、その分保険料を継続的に低くすることができるということで、厚生年金の場合で申し上げますと、二〇五〇年前後のピーク時点では保険料を六%程度抑制できる、こういう計画になっているわけでございます。
 何よりも日本の場合というのは、先ほど申し上げましたような急激なスピードで超高齢化が来るということで、将来の保険料負担をできるだけ抑えるというためにはやはり積立金を有効に活用する、こういう視点が必要だと思っているわけでございます。

発言情報

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発言者: 矢野朝水

speaker_id: 5166

日付: 2000-02-03

院: 参議院

会議名: 国民福祉委員会