御手洗康の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(御手洗康君) 御指摘のとおり、小学校段階での体験的な学習の方が中学校段階よりも一般的に多いという傾向でございますけれども、文部省におきましては、従来の知識の詰め込み型の教育から、できるだけ自然体験あるいはボランティア体験、あるいはこういった農業等を含みます職業体験等を通じて、子供たちが具体的に自分で考え、物事を判断して問題を解決できるような、そういった生きる力を重視した教育へ転換していきたいということで取り組んでいることは委員御指摘のとおりでございます。
 特に、農業体験につきましては、主として学校教育におきましては社会科を中心に、農業は我が国の重要な産業であり、とりわけ国民の食料を確保する上で重要な役割を果たしていることなどについて学習をしているところでございますし、また、特別活動等の時間を通じまして児童生徒に学校内の花壇づくり、あるいは小動物の飼育や栽培などの体験的な活動が行われているところでございます。このほか、小学校におきましては、例えば生活科の学習あるいは理科の学習等も通じまして、どちらかというと中学校よりも体験的、具体的な活動を通じて学習するという取り組みが多いということも事実でございます。
 文部省におきましては、今後新たに小中学校を通じまして教科横断的に、そして総合的な課題につきまして子供たちがみずから体験をしながら具体的に問題を解決できるような力を身につけさせるために、新しい学習指導要領におきまして新たに総合的な学習の時間というものを小中学校、高等学校を通じて設けたところでございます。今後、この時間、小学校は三時間、中学校は二時間程度将来ふえてまいりますけれども、こういった時間におきまして積極的に農業体験等の活動がますます行われるように努めてまいりたいと思っております。
 特に、具体的には農水省とも緊密に連携をいたしまして、各都道府県教育委員会と各都道府県における農林水産部局との連携等の働きかけを具体的に強めるために、関係局長あるいは関係課長等の連携も通じながら、今後積極的にこういった指導を行いますよう努めてまいりたいと考えております。

発言情報

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発言者: 御手洗康

speaker_id: 6185

日付: 2000-03-14

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会