平野貞夫の発言 (法務委員会)

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○平野貞夫君 このサンデー毎日によりますと、平田信と高橋克也はもう北朝鮮に逃亡した可能性があるという記事が書いてあります。私も、その可能性も含めて、これから公安調査庁も我々もそういう認識で物事を見ていかなきゃだめかなと、こういう思いをしているわけでございます。
 そこで、実は北朝鮮への援助米十万トンが決まったわけでございます。私たち自由党では大もめにもめまして、国防部会では、二十五人ぐらい参加した会議で賛成する人は一人であとは皆反対でした。そのときに、平成七年から八年にかけての五十万トンの米の問題点、いろいろあったんですが、これが総括できていないんじゃないか、もちろん拉致事件との関係で反対する人もいたんですが、この総括がはっきりしなければ、やっぱりそれは何に使われるかもわからぬ、こういう意見が大勢だったわけでございます。
 そこで、五十万トンのときには、たしか北朝鮮の船が日本の三十二ぐらいの港に九十七回往復して五十万トンを運んだわけですが、その中には国産米もあって、その国産米が日本に返ってきて、それをやみで売って何か政治資金をつくったなんということも国会で議論されて大騒動になった事件なんですが、そのときにサリンの原料とかそれからウランの原料になるものを密輸出しているんですね、船が一緒に持っていっているんですね。そんなこともあった。
 それから、その後の北朝鮮からの覚せい剤の持ち込みが非常に多いわけですが、そういう港といういわば国境、言いかえれば軍事施設ですね、軍事と言うとちょっとまた角田先生に怒られるかもわかりませんが、そういう施設なんです、港とか空港というのは。ですから、今度の十万トンを、国連を通じて云々ということを聞いていますが、どういう運び方をするか。これは非常に大事だと思います。
 そこで、これは法務大臣にお願いをしたいんですが、治安、公安、秩序の責任者として、五十万トンを北朝鮮に持っていったときにはこういう問題があったぞ、今回もそういうようなことがないように、その米の搬出の方法については国家の危機管理、安全保障の観点から十分な配慮をしろということを、私は法務大臣として閣議とかそういうところで当然おっしゃるべきじゃないかと思うんです。
 私は、決して北朝鮮は今のままでいつまでもいいと思っていません。早く民主主義国家に、国交も回復して本当に友好的な国としてつき合える国にしなきゃいけないと思っておるんですが、今のままではやはりいろんな問題があるわけでございますので、法務大臣としてそういうアクションを起こされたいと要望するんですが、いかがでございましょうか。

発言情報

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発言者: 平野貞夫

speaker_id: 22130

日付: 2000-03-15

院: 参議院

会議名: 法務委員会