中川秀直の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○中川国務大臣 沖縄開発庁長官を拝命いたしました中川秀直でございます。微力でありますが、懸命に努力をする所存でございますので、北村委員長初め理事、委員各位の格別の御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。
皆様御案内のとおり、沖縄は、さきの大戦で焦土と化し、その後も二十七年間にわたって米国の施政権下に置かれるなど、まことに多難な道を歩んでまいりました。
沖縄が昭和四十七年五月に本土に復帰して以来、政府は三次にわたる振興開発計画を策定し、これに基づきまして総額六兆円を超える国費を投入し、各般の施策を積極的に講じてまいりました。その結果、県民の皆様のたゆまざる御努力と相まって、社会資本の整備は大きく前進し、沖縄の経済社会は総体として着実に発展してきたところだと思います。
しかしながら、沖縄には、今なお広大な米軍施設・区域が存在するとともに、交通の円滑化、水の確保、町づくり、環境衛生などさまざまな分野で整備を要するものが見られ、さらには、産業振興の問題、雇用の問題など今なお解決しなければならない多くの課題を抱えております。
こうした沖縄の抱える諸問題につきましては、現内閣においても引き続き重要課題として、その解決に全力を挙げて取り組む方針でございます。
沖縄開発庁といたしましては、引き続き、第三次沖縄振興開発計画を着実に推進し、観光・リゾート関連産業を初めとする沖縄の特性を生かした産業の振興、我が国の南の国際交流拠点の形成に努めてまいりますとともに、平成十三年度末で期限を迎える現行計画後の振興開発の進め方としてのいわゆるポスト三次振計について、新たな時代に向けた法制のあり方も含め、精力的に検討してまいりたいと存じます。
また、特に、昨年十二月に閣議決定された「普天間飛行場の移設に係る政府方針」に基づきまして、移設先及び周辺地域を含みます沖縄県北部地域の振興並びに駐留軍用地跡地利用の促進及び円滑化等の重要課題に誠心誠意尽力をしてまいりたいと存じます。
先般、沖縄においてサミット首脳会談が開催されましたが、この沖縄におけるサミット首脳会談の開催は、二十一世紀の沖縄の未来を象徴するものであろうと存じております。沖縄県民の皆様の熱い心、温かいホスピタリティーに触れ、G8各国首脳も大変お喜びになられたと聞いております。この成功により沖縄の存在を内外にアピールすることができたものと考えており、今後は、引き続き国際会議を誘致するなど、アフターサミット対策を積極的に推進してまいります。
私は、沖縄現地の各界の皆様の声を直接伺うことが大切だと考えまして、就任直後の先月七日と八日に沖縄を訪問してまいりました。そこで得たものを今後の諸課題の解決に役立ててまいりたいと考えております。
最後に、北村委員長初め理事、委員の皆様方の一層の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)