中川秀直の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○中川国務大臣 委員御指摘ございましたサミットの評価ということから先に申し述べさせていただきます。
 小渕前総理が万感の思いを込めて決断、決定をされました九州・沖縄サミットでございますが、二十一世紀において一層の繁栄、心の安寧、世界の安定を目指すということについて非常に多くの議題、もう最近は感染症から麻薬まで含みます、もちろん貧困の撲滅等々、特に途上国との対話も事前にやりましたので、非常にサミットを経るごとに議題が多くなっておりますが、そういうものについて、G8の首脳がフリーディスカッションもワーキングディナーという形でやりまして、非常に活発な議論をなさったのではないかと評価しております。
 その結果、一、二を挙げれば、G8のコミュニケ、特に二十一世紀の世界のある意味では大きな繁栄のかぎを握ると言われているITに関する憲章、沖縄憲章というものを出していただいたり、また平和という問題では、中東和平やコソボ、その他バルカンの問題もございましたが、我が国に関係の深い朝鮮半島の平和、これを後押しする朝鮮半島情勢に関する南北首脳会談を受けた特別声明などが採択をされました。
 沖縄の地より、本当に二十数万が亡くなられたあの地から、二十一世紀に向けた力強い平和のメッセージといいましょうか、明るいそういうメッセージを発信することができたのではなかったか、こう思っております。
 長くなってはいけませんが、今回の場合は初めての地方開催でございましたけれども、特に県民の方々の熱い心といいましょうか、本当にすばらしいホスピタリティーというものが、これはなかなか東京ではああいう雰囲気にはならなかったかなという感じがいたしますが、そういうおもてなしに県を挙げて御努力いただきまして、各国首脳もあるいは報道陣まで含めまして本当にすばらしかったという御満足、喜びを伺ったところでございまして、本当に感謝をしたいと存じます。
 また同時に、それがまさに、世界の目を沖縄に、沖縄の心を世界にという思いが実現をした、沖縄の文化や歴史を世界に発信することができたのではないか、このように考えております。そのような意味でも成功であったのではないかと思っておるわけであります。
 同時に、基地の整理、統合、縮小の問題につきましても、日米首脳会談等々を通じまして取り上げさせていただいたところでございますし、昨年十二月の閣議決定に基づきまして、SACOの完全実施はもとより、軍事態勢、兵力構成のことにつきましてもこれから日米間で誠心誠意話し合っていく、そういうようなことにしていきたいと思っています。

発言情報

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発言者: 中川秀直

speaker_id: 765

日付: 2000-08-04

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会