中川秀直の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○中川国務大臣 まさに平和の礎、県民も含めて二十数万お亡くなりになる、同時にまた米兵もそこで戦死なさる、その名前も一万数千。米兵だけではないかもしれませんが、外国の方の戦死者の名前も刻まれている。これだけの大規模なある種の墓碑銘は国際的に見ても珍しいのではないかと思いますが、その礎の前で大汗をかきながらクリントン大統領が発表されたこのイニシアチブは、私自身も見ていて本当に感動した次第でございます。
 今、原口委員が位置づけなさいましたように、まさに二十一世紀に向かいます、この日米両国が協力をして、沖縄の将来を担う国際的な人材の育成のみならず、世界を担うといいましょうか、そういう人材の育成を支援する計画である、こう位置づけていいのではないか、かように考えております。
 政府としても、そういう意味で、今後の振興策あるいは教育のあり方、交流のあり方を考える上でも、関心深く見守ると同時に、やはりそれにまた呼応するような努力も続けてまいりたいと思っています。
 最後のお尋ねでございますけれども、情報通信のことにお触れになりましたが、実は、ITというものは、一つのハードだとか機械だとか言われていますが、機械の方でいえば、一九四六年にコンピューターができてもう半世紀以上もたっておるわけで、そういう意味ではITなんというのも最後の段階に来ている。そうではなくて、やはりそこに載せられるコンテンツ、情報ですね、それをいかに高度に、知的に利用していくか、あるいは共生のかぎにしていくかというところが一番大切な問題、部分なんだろうと思っています。
 そういう意味では、交換のスピードだけではなくて、その情報の分析、評価あるいはシミュレーション、そういう技術が求められているわけでありますし、何よりも、そこに込められた情報の持つ意味をお互いに正しい交流をしていく一番の土台にしていくということも求められていくのであろうと思いますから、ハワイのイースト・ウエスト・センターで、そういう見地からの研究なり実証なりあるいはまた積み上げなりして、その中でまた、米側にも、あるいは沖縄、日本側にもそういう有為な人材が育っていくということが非常に大切なことだ、こう考えておるわけでございます。

発言情報

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発言者: 中川秀直

speaker_id: 765

日付: 2000-08-04

院: 衆議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会