小野邦久の発言 (建設委員会)
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○小野政府参考人 お答えを申し上げます。
平成八年の五月と七月でございますけれども、二回、いずれも中尾元建設大臣の要請というかお話がございまして、私ども建設省の幹部が出席をいたしました。
ただ、いずれ二回とも、今先生のお話しのとおり、建設省と直接の利害関係と申しますか、特定の業界である若築建設株式会社の主催である、そういう意識は全くございませんでした。
最初の五月のものは、中尾建設大臣、これは私の記憶でございますので、再三大臣からもお話があったと思いますけれども、必ずしも出席全員のメンバーがそう記憶しているというわけではないのでございますが、私の記憶では、中尾建設大臣の就任祝賀会を中尾大臣と親しい経済界の方々がおやりになる、そういうことで幹部も出席するように、こういうことだったと私は記憶しております。
私は、当時、総務審議官という立場におりまして、幹部の一人ということでもございましたので、当然、大臣のお話と、また具体的にそういう特定業界の方が出席をしているという意識は全くなくて、私の記憶では、その宴会に出て初めてわかったということでございまして、七月の会合も、これは大臣みずからが、新旧事務次官及び新三役の就任のお祝いをしようということで、ぜひ出席をしなさい、こういうお話でございました。その七月の会合もやはり五月の会合と同じような、当初の、経済界あるいは民間の方々が出ていたわけでございます。
結果として、建設と申しますか、そういう特定業界の方がおられたということで、大変そういう点ではいろいろな議論があるし、また道義的あるいは本当の意味で倫理上の責任はどうかというお話でございますけれども、今のような時点で、例えば平成八年の十二月でございましたか、建設省の倫理規程も制定をされ、また現在は国家公務員倫理法も制定をされて、いろいろな基準もきちっと定めているわけでございます。今の時点で考えますと、もうちょっとやはりあのとき、より慎重に行動すべきではなかったか、より慎重な判断をするべきではなかったか、こういう感じは非常にいたします。
やはり大臣のお招きというかお話ということであっても、これは通常は、やはり大臣のお話があれば出席するのが通常でございます。その場合には、やはりどういう方々がお出になるのか、あるいはどういう形でより主催が行われるのか、場所とかいうことも含めまして、やはりきっちり大臣にお話をお伺いした上で判断をするということをすべきでなかったかという感じは、今の時点ではいたしますけれども、当時は、具体的な大臣のお話ということもあり、特定業界の方が出ておられるという認識は全くなくて、まして若築建設株式会社の主催かどうかということは全くわからないわけでございまして、これは今でも私よくわかりません。そういう点での大変道義的と申しますか、より慎重にすべきではなかったか、こういう点については全く先生御指摘のとおりでございますし、そう思っております。
この点につきましては、扇建設大臣から、特に平成八年の五月と七月、二回にわたって出席した者について、大変不注意であったという厳しい御注意をいただきました。今後は、こういうことのないように十分勘案しながらやってまいりたいというふうに思っております。