佐々木秀典の発言 (内閣委員会)
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○佐々木(秀)委員 現行の法制上違法かどうかということとは別に、私はやはり相当かどうかということも閣僚としては問題にされなければいけないんじゃないかと思うわけです。
そういう点から見ると、少なくとも金融再生委員長、適材適所というお話がありましたけれども、この数年、例の住専問題を初めとして大問題になってきた金融のあり方、モラルハザードなどということを考えると、これに最も深くかかわる金融再生委員長たる国務大臣というのは、そういう点でも私は本当に一点の疑いもないという公平性、公正性を体現している人でなければならないと思うので、これだけのお金の問題がいろいろと取りざたされるということになると、これはそれが違法かどうかというだけでは済まない問題だろうと私は思うのです。そういう点で、果たして適材適所と言えるのか。だから、その後、結局はやめざるを得ないようなことになってしまった。
しかも、それに輪をかけたのが、結局は今までのお話以外に、おっしゃったような大京の問題が出てきたということになるわけですね。
この大京の問題についても、七月三十日の記者会見で、久世議員はおおむね事実関係を認めていらっしゃる。ところが、この一億円の処理については、久世さんの言っているところとそれから官房長官あるいは森総理大臣が予算委員会で説明なさっていることと違っているんですね。
久世さんの方は、大京からの一億円は、翌年の参議院選挙の比例名簿の順位の上位を確保するために、霊友会の関係者三万三千三百三十三人に、便宜上だと私は思いますよ、党員になってもらった。その党費の分として、つまり代払いをしたということでしょう。一人三千円として、ちょっと端数が出るかもしれないけれども、それで一億円になる、こう言っている。
ところが、森総理大臣や中川官房長官は、そういうようなことはないんだ、そんなことはやっていないんだ、その一億円は確かに動いたということはあるようだけれども、それは財団法人自由民主会館への寄附、こういうように了解している、そういう扱いになっていると、違っているわけですよ。
私は、これがたとえどちらであっても、これは真っ当なことだとは思えないですよ。国民の目から見たら、どっちにしてもおかしいと思っているんだ。だけれども、このことはどっちだったのかということをまず確かめる必要があるだろうと思うし、そして、これがどちらであったにせよおかしいと思う感覚を持たないと、私は為政者としては務まらない問題だと思っているのですよ。そういうことがあったから辞任のやむなきに至ったのだろうとは思うのだけれども、この辺については官房長官、どう考えているのですか。森総理大臣の考えもあわせてということになると思いますけれども、簡単にそのことを。