虎島和夫の発言 (外交・防衛委員会)
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○国務大臣(虎島和夫君) 防衛庁長官の虎島和夫でございます。
本日は、矢野委員長を初め委員の皆様にごあいさつを申し上げますとともに、所信の一端を申し述べさせていただきます。
最近の国際軍事情勢は、依然として不透明、不確実な要素をはらんでいます。このような情勢のもと、日米安保体制は我が国の安全保障上極めて重要な意義を有しております。防衛庁としても、指針の実効性の確保、在日米軍駐留経費負担に係る施策を積極的に推進するとともに、SACO最終報告の着実な実施に全力を挙げて取り組む所存であります。
なお、船舶検査活動については、早期に新たな立法措置が講じられることを強く期待しております。
平成十三年度以降の防衛力の整備については、ITなど科学技術の著しい進展への的確な対応や、情報・指揮通信機能の向上などについて精力的に検討を進めます。
また、大規模自然災害、テロや原子力事故など各種事態への対応は、今後とも国民からの期待に十分にこたえることができるよう力を入れてまいります。
より安定した安全保障環境を構築するための取り組みについては、我が国としても、PKO等への協力や安保対話、防衛交流などに積極的に取り組む所存であります。
これらの施策に加え、国民の御理解を得ながら、国民の生命や財産の保護に必要な枠組みや制度について検討することが重要であり、有事法制などの法制の整備の重要性に対する国民各位の御理解が得られるよう最大限努めてまいります。
また、防衛庁の省への移行につきましては、国政における防衛の重要性の増大等を踏まえ、政治の場での御議論が活発に行われ、深められることを期待しております。
最後になりますが、先般相次いだ各種の事故につきましては、その原因の徹底的な究明に努め、対策を講じて事故の根絶に努める所存であります。
防衛庁は、国家の独立と平和を守るという重大な任務を帯びており、日ごろよりさまざまな事態に対する体制を整備し、事態発生時には迅速に対応し、任務遂行に万全を期する所存であります。
委員の皆様におかれましても、ますますの御指導と御鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げまして私のあいさつといたします。