中川秀直の発言 (決算委員会)

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○国務大臣(中川秀直君) 委員初め所属される社民党が北東アジア総合安全保障機構ということで、モンゴル、カナダも含めた政治、経済、安全保障を協議する、そうした機構の創設を目指しておられる、また先般、韓国にも御訪問になったということは私も報道等で承知をいたしております。
 我が国も、北東アジアの平和と安定の確保という観点から、従来より、域内諸国間の信頼醸成を促進するために、二国間のみならず多国間のさまざまなレベルでの対話を促進すべく努力をいたしておるところでございますし、今後ともさらなる努力を継続していくべきであろうと、こう考えております。
 お触れにございましたARF、ASEAN地域フォーラムにおいて、今般、北朝鮮も参加をされ、そしてまたアジア太平洋地域の政治、安全保障問題について率直な対話、意見交換をしたということも画期的なことであろうと、このように考えておりますし、このARFについても政府としては一層の進展のために努力をしていきたいとは考えております。
 また、小渕前総理がたしか二年かそこら前に御提案をしたことがございますが、日、米、中、ロシア、そしてまた韓国、北朝鮮の六者が参加した対話の場を設定しようという御提案をなさったことも多分委員は御承知だろうと存じますが、このような話し合いの場は、他の関係国等々の意向もあり、必ずしもそんな簡単にできることではないかもしれませんけれども、今後ともその実現に向けて政府としては努力を傾注していきたいと思っておるところでございます。
 総理にもお会いいただいたようでございますけれども、総理がおっしゃることは、基軸ということと同時にもう一つ、やっぱりこれらの枠組みが今直ちに日米安保体制というものに取ってかわるものということは、政府の立場としてまだそこまでは考えていないと。日米安保体制というものは極めて極東の平和のためにもまた大切である、日本の平和のためにも大切であると、こう考えておるわけでございまして、先ほど来申し上げたような、また委員も御主張なさっておられるような枠組みが恐らくそうした二国間の枠組みを補完する、そういうものとして発展していくということが現段階では非常に重要なのではないか、このように認識していると、そんな認識を申されたのではないか、このように私は思っております。

発言情報

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発言者: 中川秀直

speaker_id: 765

日付: 2000-08-29

院: 参議院

会議名: 決算委員会