中川秀直の発言 (総務委員会)

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○国務大臣(中川秀直君) 第二次森内閣の内閣官房長官に就任しました中川秀直でございます。
 小川委員長を初め理事、委員各位の御指導をまず心からよろしくお願いを申し上げます。
 第百四十九回国会における総務委員会の御審議に先立ちまして、所信の一端を申し述べさせていただきます。
 森内閣は、発足以来、日本新生内閣と銘打って、国会の御協力をいただきながら、内政、外交の各分野にわたり果断に政策に取り組んでまいりました。
 今後も引き続き、国民とともに歩み、国民から信頼される政府をその信条として、日本新生プランを初めとする各般の施策に積極的に取り組んでまいります。
 私は、内閣官房長官として、各大臣との連携をとりつつ、森総理を補佐し、内閣官房の責任者としてみずからに課せられた職責を果たすべく、全力を傾注してまいる所存でございます。
 また、私は、総理府本府を担当するとともに、あわせて男女共同参画、沖縄及び情報通信技術、ITについても、それぞれ担当することとなっております。
 まず、男女共同参画社会の形成につきましては、昨年六月に施行されました男女共同参画社会基本法及び男女共同参画推進本部において策定いたしました男女共同参画二〇〇〇年プランにのっとりまして、総合的な施策の推進に引き続き努めてまいります。
 また、先般の九州・沖縄サミットの成果を踏まえ、沖縄米軍施設・区域の整備、統合、縮小や沖縄振興策等の沖縄に係る諸課題の調整につきましては、関係各位の御協力を得つつ、引き続き全力を挙げて取り組んでまいります。
 次に、IT革命の推進につきましては、すべての国民がその恩恵を享受できるような日本型IT社会の実現に向け、先般発足いたしましたIT戦略会議における御議論も踏まえつつ、日本独自のIT国家戦略の策定、電子商取引促進のための規制改革など、内閣を挙げて取り組み、成案が得られたものから逐次実現をしてまいりたいと存じます。
 次に、国際平和協力業務につきましては、これまで日本は国連平和維持活動等に参加してきており、いずれの活動も国際的に高く評価されており、我が国においても国民の理解と支持が深まっていると考えております。
 また、我が国が世界から信頼される国家となるためには、国際社会で求められている責任、役割を着実に果たしていくことが必要であると考えており、このためには、我が国みずからの安全保障基盤を強固なものとしながら、国際的な安全保障の確立に貢献することも重要な課題であると考えております。
 かかる認識のもと、PKF本体業務の凍結解除については、国会での御議論等も踏まえつつ対処してまいりたいと考えております。
 原子力の安全確保につきましては、茨城県東海村の臨界事故を踏まえ、所要の法令の整備等とともに、本年四月、原子力安全委員会の事務局機能を科学技術庁から総理府原子力安全室に移管し、独立性と機能の強化を図ったところでございます。関係省庁とともに原子力の安全確保に全力で取り組み、国民の信頼を回復するように努めてまいります。
 また、いわゆる恩給欠格者、戦後強制抑留者、引揚者の方々の問題につきましては、平和祈念事業特別基金を通じまして、関係者に慰藉の念を示す事業を引き続き適切に推進してまいりたいと考えております。
 さらに、障害者施策を総合的かつ効果的に推進していくとともに、広報・広聴活動、栄典行政、公益法人行政等に対する指導監督等を適切に推進していく所存であります。
 以上、総理府本府、男女共同参画、沖縄及び情報通信技術の各担当大臣として、誠心誠意職務の遂行に当たってまいる所存でございますので、小川委員長を初め理事、委員各位の格別の御指導を賜りますように重ねてお願いを申し上げまして、ごあいさつとします。

発言情報

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発言者: 中川秀直

speaker_id: 765

日付: 2000-08-09

院: 参議院

会議名: 総務委員会