深谷憲一の発言 (運輸委員会)
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○深谷政府参考人 御説明申し上げます。
関空会社につきましては、開港後、まだ日が浅いものですから、いわゆる創業赤字の状態にございますけれども、営業損益ベースで見ますと、開港以来黒字状態が続いております。一方で、借入金に係ります利払いも含めました経常損益、これは赤字となっておりますけれども、償却前損益は黒字という状態でございますので、元本の一部償還については進められている状態、こういうことでございます。
先ほど御指摘のように、今月の九日に関空会社は、二期滑走路供用開始後の経営見通しというものを発表したところでございます。その試算によりますると、アジアの経済危機の影響あるいは我が国の経済状況の極めて厳しい時期を含めましても、平成七年から十一年度までの間の実績等を考慮して、会社としては、現実的かつ比較的かた目の需要想定をしたケースで、御指摘のように、二〇一七年度に単年度黒字、二〇三〇年度に累積損失の解消というふうに試算をしておりました。さらに厳しいケースも想定はしておりますけれども、そのケースでも、単年度黒字の達成と累積損失の解消は可能であるというふうな見通しを立てております。
運輸省といたしましては、今回の関空会社の経営見通しを尊重いたしますとともに、今後とも、会社の経営状況等については、情報開示とともに適切な対応をしてもらえるよう引き続き指導してまいりたい、かように思っております。