深谷憲一の発言 (運輸委員会)
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○深谷政府参考人 御説明申し上げます。
仁川空港の完成によりましての御指摘の点でございますけれども、状況を申し上げますと、九九年度と九八年度、これを比較してみた場合、日本の各地の空港から韓国を経由して第三国へ向かう旅客需要、これは総じて減少しております。これは、欧州等への渡航に際して、韓国を経由するよりも直行便利用の比重が高まっている結果かなというふうに思っておりまして、仁川開港後も、この傾向は直ちに大きく変わるというふうなことではないのではないかなというふうに考えている状況でございます。
それから、仁川の空港が開港した場合についてのさらなるお話でございますけれども、先生御案内のとおり、周辺のアジア諸国におきましては、仁川空港を初めとしましての大規模な国際空港の整備が着々と進展しているわけでございます。この中で、関西国際空港の国際競争力の確保、これは大事な話だなというふうに思っておりまして、この点については、地元関係者からもいろいろな要望が寄せられているところでございます。
これにつきまして、会社におきましては、ことしの三月から、二年間の時限措置ではございますけれども、国際線の着陸料につきまして、新規割引でございますとか増量割引でございますとか、そういったいわゆる営業割引的なことを実施しておりまして、乗り入れ促進を図る。あるいは、いわば空港についてのプロモーション活動でございますとか、いろいろな免税ブランドショップの開設でございますとか、そういったいろいろな努力はしております。また一方で、近々ユニバーサル・スタジオ・ジャパンというのがオープンする予定と伺っておりますけれども、こういったこととのタイアップ、こういった努力もされておるというふうに承知しております。
関空会社自身が、先ほどお話ししましたように、二期供用後の長期経営見通しという試算を発表しておりますけれども、明年三月の開港予定の仁川国際空港の開港等につきましても、その試算の中には加味して評価をしたというふうに伺っておるところでございます。