川口順子の発言 (環境委員会)

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○川口国務大臣 現地で、本当に徹夜に徹夜ということで交渉いたしておりまして、その間の日本の新聞を余りつぶさに見る時間的な余裕がございませんでしたけれども、今回の交渉は、吸収源から、京都メカニズムの上限の問題ですとか、遵守の問題ですとか、あるいは途上国への支援の問題ですとか、さまざまな課題がございまして、また、その課題ごとにそれぞれの国あるいは交渉グループの立場が違っているということで、そういう複雑な関係をどうやってうまく並べて解をつくるかということがかぎであったわけでございます。
 それで、そういう複雑な多次元方程式を解けなかったというのが問題であったわけですけれども、最終的に、十一月二十五日の土曜日の早朝の段階で、アメリカ、日本、カナダ、オーストラリア等のアンブレラグループとEUとの間で、先ほどちょっと御説明を申し上げました、全部を一体として扱おうという話がなされました。
 通常、国際会議のそういう細かい内容については、まだ交渉が継続中でもございますし、余り外には申し上げないということではございますが、若干それに絡む発言が会議でもございましたので、御説明を申し上げます。
 吸収源の取り扱いの問題、それから排出量取引などの京都メカニズムの利用に制限を設けるかどうか、国内の行動を中心に行うということを数量的に制限するか、あるいは定性的に言うかという問題、それから不遵守、守らなかったときにどういうような行動をとるかという問題について、一体として考えようということで、この点について、一時期ほぼ合意が見られそうな状況になったわけでございますが、合意一歩手前でそれが実らなかったということでございます。
 その交渉の過程で、私は共同議長といいますか、ある分科会の議長を務めさせていただきましたし、それから、例えばアンブレラグループとEUの間の調整をする会議を提案いたしまして、日本の代表団の部屋にEUの閣僚とアンブレラグループの閣僚に集まってもらいまして、深夜に会議をやったり、それから途上国の問題につきましては、アンブレラグループの提案ということで、資金関係についての提案を取りまとめるための努力をいたしましたり、さまざまな努力をいたしましたけれども、結果的には実らなかったということでございます。
 よく言われていますように、吸収源における日本の立場が交渉の足を引っ張ったということは全くございませんで、総合的に、その最後のパッケージの段階で、アンブレラの一部の国とEUとの関係が、アンブレラグループのためということではむしろない状況で、これは交渉の話でございますので、だれがどうだったということは申し上げませんけれども、実らなかったということでございます。
 以上です。

発言情報

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発言者: 川口順子

speaker_id: 3821

日付: 2000-11-28

院: 衆議院

会議名: 環境委員会