土肥隆一の発言 (厚生委員会)

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○土肥委員 いい答申が出て、いい方針が出ることを期待しますけれども、何といったって、一般病院と精神科の医師の数が、精神科の場合は三分の一、看護婦あるいはコメディカルの人たちでも三分の二しか充足していない。そうすると、病院を三分の一にするか、医療費あるいは診療報酬や施設基準、人員配置も一般病床並みにするか。この中では物すごい開きがあるわけですね。今精神病院に三分の一しかお医者さんがいないとなれば、三倍医者をふやさなきゃいけない、あるいは看護婦さんやコメディカルの皆さんもそうでございまして、そうなりますと、大変難しい課題だなというふうに思うのですね。どういうふうな審議会の答申と政省令が出るのか楽しみにしておりますので、いい結果を出していただきたい。
 そのときに、施設基準についても、単に平米数を少し広げたよとかいうことではなくて、精神病院におけるアメニティーとは何なのか、精神病患者さんがそこにいるということは何なのかということも考えていただきたい。
 ある精神科ドクターに言わせれば、二十世紀は精神病の時代であったと言うわけですね。思春期精神病、あるいは、今度高齢者の痴呆もそうでございますけれども、ますますふえるわけでございまして、そういう増加する患者さんをどのように扱うか。そして、なるべく長期入院をしてもらわないで社会に復帰できるような、そういうふうにしない限りこの精神病院の問題はなかなか解決しない、そういうふうに思う次第でございます。
 ですから、日本の社会保障制度をどうするかというときに、医療の問題をどうするかということと相まって、精神病院をあるいは精神保健施策をどうするかということが最大のキーポイントではなかろうかということを申し上げておきたいというふうに思います。
 私がちょっと申し上げたいのは、一般病床並みにできるとすれば、急性期治療病棟の扱い、あるいは強制入院、措置入院の病棟はどうするか、あるいは児童・思春期専門病棟、あるいは薬物依存治療病棟と、それぞれ治療目的を決めまして、それぞれに合った人的配置と施設基準を詰めていくべきだということを提案したいと思います。
 次に進みますけれども、精神科医の養成は今どうなっているんだろうかということです。今大学の医学部で精神科医の養成が行われているわけでありますけれども、非常に精神科コースをとる人が少ないとか、あるいは精神科を専門とする医師になることにちゅうちょがあるとかいうふうなことも聞いておりますが、今実態はどうなっているんでしょうか、お答えいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 土肥隆一

speaker_id: 29990

日付: 2000-10-25

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会