武山百合子の発言 (厚生委員会)

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○武山委員 厚生大臣も福島さんもこれに対してよく御存じないということで、質問のポイントが全然ずれてしまうんですけれども、かなり勉強してきたと思いますので、私、これをきょう質問する予定で通告しておきましたので、これを突き進んでやりたいと思います。
 それで、まずこれが先送りされた理由として、今まで全く考えられてこなかった。厚生省の資料によりますと、戦後すぐGHQが日本に駐在していたということで、一時的にやっていた時期もありまして、実際に研究もされているんですね。しかし、ただ研究したというだけのデータで、それを利用するとか、今後どういうふうにするとかしないとか、そういうことを何もされてないという事実もわかりました。
 そして、そういうことに関心のある歯医者さん、そういう方々は、やはり世界的な流れで、水道水の弗素化が最も虫歯を予防するのにコストが安くて、いわゆる医療費の削減にもなるのに実際なぜ行われないかという理由の一つは、医師会の後ろ向きな態度だとか、これはみんな思っているわけなんですね。それから、厚生省はそういうことに対して全く関心を示してない、怠慢だ。それから、歯科大学の教育の問題などが考えられる。専門家の間ではこういうことを実際に言われているわけです。
 今まで水道行政は、今おっしゃったように、やはりおいしい水ということで来て、それに化学物を入れちゃいけないとか感情的な部分があるわけですが、そういう点で、今専門家の間ではそういうことを考え、そして思っているわけです。それは水道水の弗素化をすることによって虫歯も少なくなるという視点ですね。
 それで、まず勉強された福島さんに、アメリカでは一九四五年以来ずっとこの水道水弗素化が行われておりまして、国民の約六五%、一億五千万に普及している。それから、オーストラリア、ニュージーランドでも七〇%以上普及している。アジアにおいても、シンガポールや香港ではもう一〇〇%の普及率で、マレーシアにおいても七〇%を超える普及率を誇っている。実際に、世界でもう五十六カ国で実施されている方法が、なぜ日本でできないのかと専門家は言っているわけなんですね。
 その辺、なぜ日本でできないのか。先ほどおっしゃってきただけじゃないと思うんですよね。ぜひ福島政務次官に、なぜ日本で実施できないのか。

発言情報

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発言者: 武山百合子

speaker_id: 16992

日付: 2000-11-17

院: 衆議院

会議名: 厚生委員会