西川太一郎の発言 (災害対策特別委員会)

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○西川(太)委員 災害には、起こってしまった後をどうするかという対策を重点に置くものと、それから今のように、科学的に粋を集めても自然が相手でなかなか予測がつかない、しかし、しっかりとこれを観測し、でき得べくんば、いろいろな予測、予知も加えながら対応していかなきゃならぬ、こういう難しいものがある。今の三宅島は、まさに後者のものでございましょう。
 したがいまして、御苦労は多とされるわけでありますけれども、しかし避難をされている方々からすれば、ぜひひとつ明確な方針を打ち出せるように、なお一層の御奮闘をお願いしたい。その基礎には、気象庁さんの観測というものが大いにあずかって力あるものでありますから、私からもこれはよろしくお願いをしたいと思って、御要望申し上げます。
 そこで、扇大臣にお尋ねをいたすわけでございますが、火山が噴火をして、地震の予知というのはなかなか難しいようでありますけれども、しかし、観測監視の体制は依然として強めていかなければならぬ。
 けさの一部の新聞報道に、東京都のいわゆる観測をする方々のチャーター船が、火山ガスが非常に濃密になってきて、三宅島の港に係留をし、そこに本部を置いておくことが危なくなって、よそに移すというようなことが報じられておりました。
 ということは、これは、すぐどうということじゃない、なかなか大変なことだなと私は心配をいたしているわけでありますけれども、現在全島避難が行われた一方で、いつでも島民は、帰って、自分のふるさとで暮らしたい。島を捨てたいというふうに思っている人はいないわけでありまして、道路でありますとか水道、電気等のライフラインというものを、いつでも使えるように、再開できるように確保しておいていただきたい。このために、東京都初め多くの防災関係者の方々が島内で活動してこられたわけであります。
 しかし、これらの方々の、いわゆる防災関係者の安全確保というものを、そして島外避難者の一時帰宅、帰島時期の判断というものについては、先ほどから申し上げているとおり、火山活動の、例えば噴火や火砕流や火山ガス、こういうものがどういう状態なのかとか、また地震はどうなのかとか、そういうものを観測監視をする体制が非常に重要であり、これを強化していただくことが必要でございます。
 けさほどの大臣のお言葉の中に、九月十二日に予備費を約十四億円投入されることの御披露がございました。また、九月十九日には公共事業等予備費を九十六億円復旧事業に投入してくださるということも御表明がございました。
 こういう点、承知をいたした上でのお尋ねでございますが、帰島に備えて、また、この予測というもののデータを確保するための監視観測体制の強化ということについての御決意を承りたいと存じます。

発言情報

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発言者: 西川太一郎

speaker_id: 14838

日付: 2000-10-05

院: 衆議院

会議名: 災害対策特別委員会