栗原博久の発言 (地方行政委員会)
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○栗原委員 自由民主党の栗原でございます。警察法の改正につきまして御質問をさせていただきたいと思っております。
昨年九月の神奈川県警におきます不祥事を発端といたしまして、新潟県におきます、小学校四年生の児童が平成二年、私の選挙区でございますが、三条市の小学校から帰宅途中に行方不明になって、九年二カ月後、ことしの一月二十八日に三条から近い柏崎市で発見された。その発見の経緯も、私どもがいろいろ見ましても大変不明朗であるというような形の中での警察の不祥事問題、あるいはまた、今ストーカー問題などがいろいろ言われておりますが、埼玉県の桶川市におきます事件など、そういう中で全国的に警察の不祥事が世論を沸かしているということは、私は大変残念なことだと思っているわけであります。
しかし、これらを踏まえながらも、一部の警察官の不心得によってこのような事件が発生したと思っておるわけでありまして、毎日、日夜分かたず現場で働いている一線の警察官の方々の気持ちを思いますと、私は大変残念に思っておるわけであります。
我が国の司法警察は、世界に冠たる組織力と摘発力など、本当に国民がそれに対して信頼をしているわけでありまして、その中でのこのような一連の事件については、やはり政にある一人といたしましても残念であり、かつまた、先回の衆議院の解散前に警察法の改正が出されておりました。これらの関連する一連の事件を踏まえながら、このような警察法の改正が実はされたと私は思っておるわけであります。
この三条の事件は特に私も身近な事件でありますし、その被害者の家族も私はよく知っておりますし、事件発生の当時、私は田中警察庁長官に幾度も衆議院の予算委員会などで御質問し、それに対する対応を求めてまいったわけでありまして、国会の答弁を踏まえながら、私も新潟県警の皆さんも、一生懸命に対応をしていっていると思っています。不幸な三条の事件を契機といたしまして、警察がやはり敏速果敢な措置をしているというふうに、県民は実はそれについては理解を示しております。
特に、県警におきましては広報広聴課などを新設して、全部の県下警察署に署の相談室を設けたりして、特にまた、今までは警察の職員ですとだれだかわからなかったけれども、名札を示して大変オープンな形で相談に真摯に対応しているということについては、私は一応評価をしているわけであります。
そういう中で、質問に移りますが、これらの事件を踏まえての、先回の警察法の改正案とはまた違う意味で、またこれらの関連の事件を重く受けとめての警察法の改正の提案が出されたと私は思っていまして、ただいま国家公安委員長からも法案の趣旨説明があったわけでありますが、この法案の改正に対します国家公安委員長としての御所見と御決意のほどをひとつお聞きしたいと思います。