海老沢勝二の発言 (逓信委員会)
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○海老沢参考人 お答えいたします。
私、平成九年に会長に就任した際に、経済情勢は非常に、バブルが崩壊し、悪化をたどる、そういう中で、世界的に市場原理に基づく自由な競争時代に入りました。そういうことで、これからの経済情勢は非常に厳しいものになるだろうということで、我々のこれまでの仕事のやり方、業務の運営についてやはり抜本的な改革が必要だろうということで、私、経営理念の一つとして、改革と実行ということを掲げました。
そして、これまで七十数年の積み重ねがありますけれども、これをもう一度、聖域をなくして一からひとつ出直してみよう、すべての面で、むだはないか、削減することはないか、いわゆるコスト意識を徹底させようということで、まず職員の意識改革を進めました。そういう結果によって百五十億のいわゆる黒字を出すことができましたし、また十一年度も百六十一億の収支差金を生み出すことができました。
そういうことで、我々、やはり視聴者にできるだけ負担をかけない、つまり受信料を値上げしないでやっていくというのが基本でありますので、そういう面で、十一年度末の決算では五百三十三億の財政を安定化するための繰越金を生み出すことができました。今後とも、そういう経営努力を続けてまいりたいと思っております。
具体的には、一つの番組をつくるに当たっても、スタジオを有効に使う、つまり、同じ大道具でもそれを何回も使用する、あるいは撮影のやり方を抜本的に変えるとか、いろいろな工夫をして、今、節減といいますかコストの削減に努力しているということでございます。