海老沢勝二の発言 (交通・情報通信委員会)
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○参考人(海老沢勝二君) 今、世の中、世界的にIT革命が進んでおります。そういう中で、インターネットのグローバル化については日本はアメリカ等に比べておくれていると言われておりますけれども、この放送分野、特にデジタル技術等の問題につきましては、私は日本が世界の最先端を行っているというふうに自負しております。特に、私どもNHKが一九六四年、東京オリンピックの後から開発しましたこのデジタル技術を中心としたハイビジョンが今世界的に大きな評価を受けているところであります。
そのハイビジョン、HDテレビを前面に押し出して、高精細度、高音質で多機能を持った、そして多チャンネルのとれるこのデジタル技術のメリットを生かした放送をいよいよ十二月一日、あす十一時からNHKと民放七社、八社体制で十チャンネルで本放送を始めることになったということであります。これは我々放送事業者にとっては、やはり歴史的な大きな前進だというふうに思っているところであります。
そういう面で、こういう新しいデジタル技術を駆使して、そしてこのデジタル技術の成果が、国民といいますか、視聴者の皆さんの生活の向上なり、あるいは福祉の向上、あるいは心豊かになるようなそういうところにお役に立てばということで、問題はその送る内容といいますか、コンテンツとよく我々は言っておりますけれども、質のよい、そしていい番組を一本でも多くこれによって提供していこう、そういう意気込みで今放送を始めるわけであります。
そういう中で、できるだけこのメリットを生かしてもらうために、私どもNHK、民放とも、一千日で一千万世帯まで普及させようということでいろいろPR活動をしてきているわけであります。私は、問題はやはり受信機の値段が視聴者が求めやすい値段にまで下がるということ、それに見合って我々も質のいい番組を多く出すこと、つまりソフトとハードが一体となった車の両輪として進んでいけば目標は達成できるだろうというふうに見ているところであります。