津島雄二の発言 (国民福祉委員会)
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○国務大臣(津島雄二君) 我が国では、国民皆保険制度によりまして、国民にひとしく良質な医療を提供するという考え方に立っております。しかしながら、急速な高齢化の進展などによりまして医療費がだんだんとふえてくる、その一方で経済が低迷をいたしまして医療保険財政が極めて厳しい状況になっておりますことは、委員も御承知のとおりでございます。
こうした中で、良質な医療を確保するとともに、必要な方に必要な医療が適切に提供されるようにするということが課題でございます。この課題にこたえるためには、二十一世紀の高齢化が非常に進んだ社会におきましても、国民皆保険制度をとりつつも、それが持続可能な制度としてしっかりと維持されることが必要でございます。
そのための当面の問題点としては、高齢者がふえる中で高齢者医療制度をどのようにして改革していくか、特に老人医療費の伸びを適切な水準にとどめるとともに、高齢者と若い方との間の負担のバランスを図ること、それから保険者間の負担のあり方についても適正化を図ること、そしてさらには公費が必要な場合に安定財源を確保して制度の維持を図っていくこと、特に高齢化の急速な進展の中において制度を維持するためには一層の公費の投入が必要ではないかということについてどう考えるか、こういう課題がございます。
抜本改革というのは、こういう課題全体に対してしっかりした答えを出すというふうに私は受けとめております。