津島雄二の発言 (国民福祉委員会)
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○国務大臣(津島雄二君) 私が長くかかわってきたもう一つの分野についての御質問でございますが、日本の金融システムを生まれ変わらせる話は、これはマーケット、市場に迫られてやむを得ずやらざるを得なかったという面が大きいわけであります。端的に申しますと、あのときの金融再生法は与野党が一緒になって、野党案を十二分に土台に採用させていただいて実現をした。私自身直接かかわりましたけれども、そういう状態であったと。したがいまして、これを施行していくに当たって中小金融機関をどうするかという話はずっと一年も二年も後まで尾を引いて、やっと来年度から通常の適用になるということでございます。
恐らく、委員の御質問は、物事を進めていく場合にあちらこちら気配りばかりしていたのでは何にもできないよと、その点は私は賛成でございます。日本の医療制度あるいは医療保険制度の将来をどうするかという問題についても、もう待ったなしのところに来ているという認識は私も委員と共有をいたしております。
ただ、言わせていただきますと、委員の側から、しっかりしたビジョンを出さない、出さないとおっしゃっているけれども、読みようによっては私たちは十分に出しているつもりなのでございます。それはちゃんと読んでもらえるかどうかであります。それに加えまして、先ほど参考人から御答弁をいたしましたように、現実にいろいろなタイプの病院が毎日毎日患者さんを診ているわけです。それなりに地域の医療の需要にこたえているわけでございますから、そういう意味では一刀両断にやるわけにはいかない。しかし、そういう状況の中で、委員の言われているような将来への道筋というのは私どもはほとんど明らかにされつつあるというふうに受けとめておるわけであります。