山口泰の発言 (財政・金融委員会)
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○参考人(山口泰君) 景気動向についての私どもの現在の判断でございますけれども、緩やかではございますけれども、民間の設備投資を中心にいたしまして景気の回復傾向が続いておるというふうに考えております。
今後を展望いたしますと、当然、世界経済の情勢でありますとか、あるいは最近世界的に問題になっております原油価格上昇の影響でありますとか、幾つかの不確実要素と申しますか、そういうのがあるわけでございますけれども、設備投資についてのいわゆる先行指標、例えば機械受注等々の先行指標を見てまいりますとかなり大きくふえておりますので、設備投資の堅調さというのは当面期待をしてよろしいのではないかと思っております。
ただ、もう一方で、企業のリストラがたけなわでございまして、その面からはなかなか賃金、個人の所得というものが以前に比べましてふえにくいという状況が続いていると存じます。それがひいては、企業の設備投資に比べまして個人の消費がまだおくれぎみであるということにつながっているのではないかと考えております。
そういう状況でございますから、景気の回復テンポは当面は引き続き緩やかなものにとどまるというふうに考えております。