橋本龍太郎の発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○橋本国務大臣 この問題は、実は沖縄県だけではなく、私の郷里なども埋蔵文化財の保護というものには大変悩まされている県の一つでありますし、同じような課題を抱えるという意味では奈良県等もございます。
ただ、沖縄県における埋蔵文化財問題が全く特別な重みを持ちますのは、今議員が御指摘になりましたように、今、米軍の用地として提供されているものの地下に眠っている。でありますから、まず第一に、実際にどんなものがあるか自体が必ずしも想定できないものを秘めている。しかも、長い沖縄県の歴史を考えてみれば、相当量の文化財があることを想定しても間違いはないと思います。
それだけに、跡地対策の準備協議会を発足させましたとき、取り組み分野を明確にして検討を進めてまいりましたが、その中で、埋蔵文化財調査についても一つの課題として鋭意検討を進めております。返還の前のできるだけ早い時期から、例えば普天間飛行場に係る今までの検討の中におきまして、県、市におきまして計画的に埋蔵文化財の詳細分布調査の実施を進めていただくことにしまして、これにつきまして、国は財政的な支援を行うような取り組みを考えてまいりました。また、もう一つの問題としては、調査体制の整備充実というものが必要になると思います。
いずれにいたしましても、埋蔵文化財の調査に関しましては、この跡地対策準備協議会の検討結果というものを踏まえながら、法律で措置することがふさわしいあるいは必要な事項があるかどうかにつきまして、今後検討していきたい、そのように考えております。