山田敏雅の発言 (経済産業委員会)
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○山田(敏)委員 次に、業界の不当競争、過当競争のことでございますが、このような脱税をした軽油、すなわち重油と軽油がまぜられた状態で軽油として売られている。ですから、コストが脱税の分だけ三十二円安いわけですね。このような軽油が流通経路に乗って全国に今流れております。
例えば、あるガソリンスタンドで脱税をした軽油を販売すると、周りのスタンドより二円でも三円でも安く売ることができます。それを一たんやりますと、隣のスタンドもまたそれに追随して値段を下げなきゃいけないということで、今この脱税された不正な軽油がどんどん広がっているという実態がございます。これを、競争しないとお互いの生活問題になっております。
大臣、御存じのように、今まで、平成八年の自由化の前は業界の秩序というのは保たれていたわけですね。元売から卸に入ってそしてガソリンスタンド、このルートで油が流れていくと、その段階で不正な油というのはチェックできるわけですね。今、平成八年の自由化の中でこれが崩れてしまっているわけです。例えば出光とか日石とか、系列で仕入れているスタンドでさえもこの脱税した軽油を仕入れていく、こういう実態が今出ております。
冒頭に申し上げましたように、野方図な自由化では国民の生活は守られないということがございますので、秩序のある自由化を図っていくには、経済産業省が、自由化をやった、それで終わりですという状況じゃなくて、やはり今の業界の秩序がこのような形になっているということを認識していただきたいと思うんですが、いかがでございましょう。