渡海紀三朗の発言 (総務委員会)

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○渡海委員 自由民主党の渡海紀三朗でございます。
 海老沢参考人以下参考人の皆さん、本日は早朝より御苦労さまでございます。
 それでは、平成十三年度NHK予算並びにNHK万般にわたる問題について御質問をさせていただきたいというふうに思います。
 我が国の放送の歴史を振り返ってみますと、主にNHKと民間放送といった二元体制のもとで、地上波によるラジオやテレビ、こういった時代が随分長く続いてきたというふうに思っております。
 しかし、近年、大変な技術革新が進みまして、そういう中で、今や衛星、またインターネット、こういった新たな伝達手段がそれに加わりました。加えて、運営形態といいますか経営形態といいますか、そういうことを考えましても、CATVとか有料放送といった新たな事業者が加わってきているのが現状でございます。
 このような状況の中にあって、NHKとしてはどんな考え方を持って事業を運営されているのか、こういった基本的なことをまずちょっとお伺いをさせていただきたいと思っております。
 NHKは日ごろから、先ほど大臣のごあいさつにも公共放送としてのNHKという言葉があったわけでありますが、みずからも公共放送としての使命等々の発言をされておるわけであります。海老沢会長自身も「デジタル公共放送論」という本をお書きになっておりますが、放送ということを考えましたときに、経営形態で考えてみますと、日本にはありませんけれども、国営放送といった放送がまず考えられますね。それから、広告料収入等でやっている民間放送、いわゆる民放がある。また、先ほども申し上げましたように、有料放送といったような視聴者との契約関係によって行われている放送もございます。先ほども申し上げましたように、NHKは公共放送というふうに言われています。主にこの四つの形態が考えられると思います。
 国営、民放、そして有料放送というのは概念は割とはっきりしているような気がするのですが、公共放送というのはもうひとつちょっとわかりにくい響きがあるな、私はそんなふうに感じます。
 中には、NHKは公共放送と言っているのだから、もちろん受信料で運営をされている、受信料を我々も取られているということはわかっているけれども、税金の中から随分支出がされているのではないか、要するに国からお金が随分出ているのではないか、こんなふうに思っている方がいらっしゃるのではないか。恥ずかしい話ですが、私も、予算の中身をしっかり見るまでは、大分税金が出ているのだろうなと、まだ国会に出てくる前でありますけれども、そんなことも考えていた一人でありますから、率直にそういうふうに申し上げたい。
 そこで、この公共放送ということについて、言葉の定義といいますか、公共放送というのは一体どういうものであるというふうに考えておられるか、海老沢会長のお考えをまず聞かせていただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 渡海紀三朗

speaker_id: 30413

日付: 2001-03-16

院: 衆議院

会議名: 総務委員会