小坂憲次の発言 (総務委員会)

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○小坂副大臣 NHKのBSデジタル放送のスクランブル化につきましては、今、御指摘の規制改革委員会の見解が出ておりまして、平成十三年三月三十日の閣議決定を得ておりまして、その中におきましても、NHKのBSデジタル放送をスクランブル化することにつきましては、いろいろな問題が指摘をされております。
 私どもの認識をいたしておりますところは、視聴の有無にかかわらず、NHKを維持、運営するために徴収する特殊な負担金という形でいただいております受信料制度にかえて、いわゆるスクランブルを解くためには料金を払っていただくという形の、その対価としての形をとる、有料放送としての性格を有する料金制度を導入することとなるわけでございます。そういった意味で、NHKに期待されている公共放送としての役割を維持することが困難になってくる可能性があるという御指摘が出ております。
 また、BSアナログ放送については二〇〇七年ごろまで実施されるわけでありますが、BSデジタル放送のみにスクランブルを導入する、まあこれは技術的にそちらができるということでそうなるわけですが、ということになりますと、いわゆるサイマル放送と言われる、両方が電波が出ているにもかかわらず、スクランブルのかからない従来のアナログ放送と混在することになってしまいまして、片っ方は取る、片っ方は取らない、こういうことになって、それならばデジタル放送にわざわざスクランブルを解くための料金を払う必要はないじゃないか、こういうことで逆にデジタル放送の普及に支障が生じるおそれがある等の問題があると認識をいたします。
 したがって、総務省といたしましては、BSデジタル放送のスクランブル化につきましては、今後ともNHKに期待される役割、他の民間放送事業者との公正有効な競争の確保の観点、そしてまた、サイマル放送期間を勘案して慎重に検討させていただいて、決して今、結論を出すということではなくて、そういった動きも見ながら慎重に検討させていただく所存でございます。

発言情報

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発言者: 小坂憲次

speaker_id: 23810

日付: 2001-04-12

院: 衆議院

会議名: 総務委員会