佐藤昭郎の発言 (外交防衛委員会)

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○佐藤昭郎君 自由民主党の佐藤昭郎でございます。
 中谷防衛庁長官、御苦労さまでございます。
 時間がありませんので、早速、まず防衛庁設置法について伺いたいんですけれども、これは、防衛計画の大綱、それから中期防、そして新中期防、さらには平成十三年の予算質疑等で我が党は随分質疑を重ねてまいりました。ですから、大枠においては私はこれは妥当な改正だと思うんですけれども、一点だけ。
 防衛庁の防衛白書でもうたわれておりますけれども、我が国をめぐるアジア太平洋地域の軍事情勢、安全保障に対する対応、これは、冷戦がなくなったとはいえ、まだまだ不透明、不安定なものがある。
 例えば中国では、今年度の予算、もうはっきりしましたけれども、十三年連続で防衛予算が二けたの伸び。それから、現に我が国を含むアジア地域を射程におさめる中距離弾道弾、これは七十基配備されていて、それがさらに東風3号から東風21号ですか、こういうふうに近代化されているというような状況。それから、台湾をめぐる情勢。それから、朝鮮半島の情勢を見ますと、対話が行われておりますけれども、軍事的なプレゼンスについては変わっていないという状況。この中で、粛々と既定の計画に従って防衛力をコンパクト化、削減していくという計画がこの設置法なんですね。
 首都圏を防衛する第一師団、これは九千人の常備自衛官がおられると思うんですけれども、これは実に五千六百人に今度減るわけですね、この設置法で。半分近くに減ってしまう。その間、即応予備自衛官をなさるということなんですが、それでも六千人に減る。
 こういう状況の中で大丈夫かなというところが一点あるわけですが、そこら辺について、この設置法に基づく定数削減で我が国の防衛、万全だというところをひとつ長官の方から決意表明していただくと安心が出てくるんじゃないかと思うんですが、いかがですか。

発言情報

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発言者: 佐藤昭郎

speaker_id: 18173

日付: 2001-05-31

院: 参議院

会議名: 外交防衛委員会