加納時男の発言 (決算委員会)

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○加納時男君 外部の専門家の知恵も入れて環境管理計画をしっかりやるように日本政府としては申し入れたというふうに今の答弁は伺いました。
 私はこれは問題だと思ったのは、このプロジェクトは環境アセスをやっていないわけですね。それから、住民の説明も公聴会もやっていない。これは私は、決して違法じゃなかったと。タイの憲法が一九九七年、今から三年半前ですか、たしか制定になったわけですけれども、環境に重大な影響を与える計画は環境アセスメントとか公聴会を実施することとありますので、この憲法の規定から見ると今回の援助というのは抵触すると思うんですが、実は今回の日本政府が援助を決定したときには、そのときのタイ政府の閣議決定のときには、まだ憲法は実施されていなかった、だから私は、全然合法的であって間違ってはいない。
 間違っていると私は言っているのじゃなくて、そういう憲法が変わったといったときに、もう前の憲法のときのことだから関係ないよというのか、この環境重視のODAということが、この数年ODAについては私どもも発言してまいりましたし政府も取り組んできたと思うんですが、そういう中にあって、住民の方に文句を言われてから立ち上がるというのでは何か非常に悔しいわけでございまして、そういう点の反省とか今後の対策というのは、今外部の知恵をかりて環境管理計画をつくっているということですから期待したいと思いますけれども、反省というのはないんでしょうか、日本政府は少しも間違っていなかったということでしょうか。
 私は、間違ってはいないけれども、もうちょっと配慮してほしかったと思います。いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 加納時男

speaker_id: 31599

日付: 2001-04-02

院: 参議院

会議名: 決算委員会