日比徹の発言 (厚生労働委員会)

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○政府参考人(日比徹君) ただいまお尋ねの点は、KSD豊明会の政治資金報告書にも記載されている政治献金、その財源の問題であろうと思いますが、従来、豊明会の政治献金につきましては、豊明会の収入というのは実はKSDからの補助金と会員負担金等の自前収入、大きく分けて二種類ございますが、従来、KSDからは政治献金については自前収入を充てていたとの説明を聞いてまいったということを申し上げてまいりました。
 その点につきまして、豊明会の書類として収支計算書というものを昨年時点で入手いたしておりましたが、その収支計算書だけを見ますと、会員負担金の使途については必ずしも定かではございませんが、会員負担金という名称から見ますと、その名称どおり、まさに何かの行事ごとの負担をするために出しているものというようなことは推測されますけれども、具体的な事情がそれ以上必ずしもわかるわけではないというようなことでございました。
 ただ、本年になりまして、平成十一年度のKSD豊明会の事業予算書案と称するといいますか、そのような資料のコピーを入手いたしまして、その資料を見ますと、豊明会事業につきまして、その支出予算の部のイベントと申しましょうか行事といいましょうか、それぞれイベントごとに会員負担金が充当されるという趣旨の記載がございます。具体的には、イベントごとに補助金が幾ら幾ら、会員負担金が幾ら幾らと書いてございまして、その会員負担金の合計をいたしますと豊明会の収入の部に上がっておる会員負担金の額と一致する、そういうものがございましたので、会員負担金のすべてはそういう福利厚生にかかわる行事、イベント等に充てていると推測するのが当然であろうという、そういう資料でございました。
 そこで、従来の会員負担金等の自前収入から政治献金を行っているとのKSDの説明について強い疑いを持たざるを得ないと認識するに至ったところでございます。
 ただ、私ども、しかと断定するに至っておりませんのは、予算書案というものではなくて、きちんと成立した予算書そして決算書を見ていく必要があろうかと思いますが、これらの資料は現在私ども見ることができない状態、すなわち押収されておりまして確認することができない状態であることから、断定することは避けさせていただいて、強い疑いを持たざるを得ないという認識に現在至っておるところでございます。

発言情報

speech_id: 115114260X00220010315_028

発言者: 日比徹

speaker_id: 27989

日付: 2001-03-15

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会