林芳正の発言 (財政金融委員会)
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○林芳正君 おはようございます。自由民主党の林芳正でございます。
この間、両大臣から御所信をいただきましたので、それに対する形で、本日は、今の経済の現状、また、構造改革ということが大変に方々で言われておりますので、その関係について若干御質問させていただきまして、今後どういうふうに具体的に進めてまいったらよいのかということをただしてまいりたい、こういうふうに思っておるところでございます。
今、株価が景気のすべてをあらわしているものではないということは私も承知をしているところでございますが、多少きのうは戻したものの、まだ日経平均一万三千円程度ということでございます。銘柄の入れかえがございましたからその分も考えなければなりませんが、非常に低い水準にあることには変わりございません。
また、ちょっと心配しておりますのは、本年一月の機械受注が二けたの減でございまして、これは前期比でございますがマイナス一一・八%。もう御存じのとおり、機械受注というのは設備投資の先行指標だと言われておりますから、大変に設備投資の先行きも厳しいものがあるというふうに心配をしておるところでございます。中でも、大臣がかねがねおっしゃっておられますように、消費がなかなか振るわない、設備投資まで来たものがなかなか消費につながらないということが大変に心配されるところでございまして、景気重視の経済運営というものだけでは、これはなかなか消費が本当に反転していくということではないんではないかと考えておるところでございます。
国民の不安感ということを、我々も地元で回っておりますと非常に感じるわけでございます。特に、今の財政状況に対する不安というのがかなり浸透してまいりまして、いろんな世論調査をいたしましても、景気対策と財政構造改革の両方をやっていただきたいんだというのが、この二年間見ておりまして大分ふえてこられたと。昔は景気を、どんどん対策をやってくれということでございましたけれども、事ここに至って財政構造改革について国民の皆様の御理解がだんだん進んできたんではないかというふうに思っておるところでございまして、消費マインドを好転させるためにも財政構造改革というものを、このビジョンを示すというのを国民は待っているんではないかなと、こういうふうに思うわけでございます。
日米首脳会談がこの間行われましたけれども、ここにおきましても、総理から財政問題について半年程度で道筋を示したいんだというような御表明があったというふうに報道で承知しておりますけれども、宮澤大臣におかれまして、この財政構造改革、今後どういうふうに具体的にお取り組みになってまいられるのか、御所見をお伺いしたいと思います。