林芳正の発言 (財政金融委員会)
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○林芳正君 ありがとうございました。
まさにこの不良債権というのは企業にとって不良債務でございますから、この直接償却、オフバランス化をするに当たっては、いわばがんを切り取るときに、余り小さく切り取ってはがんが残りますからまた広がる、余り大きく切り取り過ぎますと今度は体が死んでしまうということでございますので、まさに名医のお見立てが必要になると思いますので、柳澤大臣におかれましては、本当に能力、識見、私は崇拝をしておりますので、ぜひ頑張っていただきたいというふうに思うところでございます。
それから、時間も限られておりますので、もう一問だけ御質問させていただきたいんですが、先ほど株価にちょっと触れさせていただきましたけれども、一部報道で、日本の構造改革がなかなか進まないからアメリカの株価に影響を与えているんではないかというような見方をする人がおられるようでございますけれども、これはちょっと違うので、アメリカ経済というのは、前に宮澤大臣がおっしゃったように、今までずっとよかったから減速に入るのは当たり前であって、我々は今度底の方から上がっていくのに、なぜそれが向こうに反映されるのかというのはおかしいんではないかとおっしゃられました。まさにそのとおりでありまして、ニューヨーク・ダウはアメリカ経済を反映しておりまして、米系の投資ファンドで実はアメリカの株と日本株を同じぐらいに組み込んでおること等で、むしろ向こうにこちらが引っ張られているんではないかというように私は見ておるわけでございます。
そこで、ニューヨークの株式市場とアメリカ経済について財務大臣の御見解をお伺いするとともに、今申し上げましたような投資ファンドの組み入れ方の率とか、そのような東京の株式市場とニューヨークの株式市場が同じような動きになってしまう原因について、柳澤大臣の御見解もあわせてお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。