三輪定宣の発言 (文教科学委員会)
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○参考人(三輪定宣君) 子供の心を本当によく理解してくれる先生に対して、子供たちも尊敬し、あるいは信頼をするのだと思います。子供と教師の心の溝が今開いているかもしれません。それだけに、一層そういう実践、取り組みが必要なのではないかと思います。また、子供たちを本当に大事にしてくれる先生に対して、父母もまた尊敬をするんだろうと思います。
今、それを困難にすることの一つとして、チームワークが非常に難しい、連帯が難しいということがあると思います。一九六〇年ころ、四十年ほど前には、教職員組合もほとんど一〇〇%でした。ところが、現在では五〇%程度に下がっておりますし、教職員同士がお互いに協力をするという環境が学校の中で失われているのではないか。そのことが、一人一人の子供に対してもばらばらな教育をやったりちぐはぐな方針で臨んだりということがあって、子供からも父母からも次第に離れていっているというふうな気がいたします。
また、もう一つは、やはり教職員が非常に多忙で、なかなか十分に子供と触れ合ったり父母と話し合ったり、あるいは研修をしたりという条件が足りないように思います。その部分をもっとゆとりが持てるように改善をしていくということが、教職員のすぐれた可能性を発揮させる大変大事な行政側の、政府の側のやはりサポートのあり方だというふうに思います。