石田美栄の発言 (文教科学委員会)
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○石田美栄君 民主党・新緑風会の石田美栄でございます。参考人の方々に質問させていただきます。
まず天笠参考人なんですが、私も民主党におりまして、三十人学級についてはもう今度で三度目の提案をさせていただいている立場なので、ちょっと最初に誤解を解いておきたいと思います。
一律の引き下げを提案しているということで、学級担任制のシステムについて、これを維持していく立場に立っての提案というふうなことを言われていますけれども、私たちが提案していますのは標準を三十人で教員を配置するということであって、弾力的な運用というのは最も主張しているところですし、さまざまなクラスの形態、そういうことも含めての案でございますので、その点の誤解はまず解いておいていただきたいというふうに思います。
先生のお話の中で、確かに学者でいらっしゃいますから机上の話としてはもう全部そのとおりで、私も賛成ですし、教育の分権、都道府県の裁量を認めるという、こういう方向もいいことでありますし、いわゆる学級担任制から学習集団ですか、こういう今回の政府案の方にかかわることですけれども、一つ一つの、このペーパーを読ませていただいても、お話を聞いても全く賛成なんですが、問題は、現実がそうなっていないというところに非常に問題があるわけで、その点についてお伺いしたいと思うのです。
「必要に応じて自由に学習集団を編成できる方向」とか、それから「見合う条件整備をめざすところに政府案の特徴が認められる。」と、「学習集団を弾力的に編成し、多様な教育活動を展開することによって」と、幾つか言葉を使わせていただくと、現実が本当にそうできるようになっているのだったら非常にいいのですが、先ほどからも議論にありますように、三十人クラスを基本にいろんな運用をしていくという案では十九万人も先生をふやさなくちゃいけない、お金が一兆円もかかるという話が出ていて、それはできない。だけれども、今、政府案のように来年度は二十二億円で四千五百人先生をふやして、そして二十人のクラスが実現するという、こんな夢みたいなことが実現するわけがないので、こういうところについて天笠先生はどのように認識していらっしゃいますでしょうか。