天笠茂の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(天笠茂君) 今二つ御質問があったかというふうに私は受けとめましたけれども、一つは、そういう柔軟な学習集団の編成が本当に現実に即してのものなのかという御質問と、もう一つは二十人のサイズというんでしょうか、それをどんなふうに考えるのかという、これがあったかと思うんです。
 後の方についてなんですけれども、二十人学級ではなくて二十人を一つの規模とする学習、例えば算数ですとか理科ですとか、そういう教科の授業を行うに際して二十人の子供のサイズというんでしょうか、ということで行うというふうに私は学習集団というのを理解しております。ですから、常に二十人が固定的にというふうなことではなくて、教科の内容ですとか単元に応じて適宜二十人のサイズのものも生まれるというふうに理解したいと思います。
 それから、一点目についてなんですけれども、果たしてそういうふうに学習集団と学級とが適宜うまくいくかということについてなんですけれども、私はこんなふうに理解しております。
 これまで行ってきた第六次の定数改善の一つの柱に先ほど申し上げましたようにチームティーチングということがあったかと思うんですけれども、この導入の当初は、さすがに学校現場も非常に戸惑いがあったりですとか、先生方お一人お一人に戸惑いがあった。言うならば、長く学級担任制でやってきましたから。
 ということですけれども、私が見ていますと、大分そのあたりのところに学校も手なれてきたというんでしょうか、TTを自分ものにかなりしてきているんじゃないか。それは、ただ単に先生方だけじゃなくて、子供たちも、TTによって授業を進めていくやり方というのを子供が習熟するようになってきているというのが一つ注目すべき点ではないかと思います。言うならば、子供が一つの学級に入って一日ずっといすに座って授業を受けるというスタイルから、必要に応じて適宜教室を越えていったりですとか、そこで学習をつくっていったりと、こういう姿というのが随分TTの導入によって見えるようになってきたわけです。
 ですから、そういう点では私は、今回の第七次というのは第六次をさらに充実させるものの一つの取り組みとして提案されているんではないか、こんな理解の仕方をしております。ですから、そういう点では、全くそれによってできないものが提案されているんではないかというふうには私は理解はしておりませんです。

発言情報

speech_id: 115115104X00620010329_016

発言者: 天笠茂

speaker_id: 4668

日付: 2001-03-29

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会