石田美栄の発言 (文教科学委員会)

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○石田美栄君 天笠参考人と私とが議論ばかりしても本当はいけないんですが、参考人のおっしゃっていること、全く異論はございません。しかし、現実にそれだけの先生が配置されていないんですね。というのが、先ほど平均の話も出ましたけれども、確かに子供たちが非常に少ない学校、過疎地とかそういうところというのはもっと合併して、ある集団がないと子供たちにも不幸だというふうに思います。
 だから、平均を言うと、私なんか頭にあるのは、自分の地域、実際今孫が四年生ですけれども、小学校に入ったときから三十九人から四十人のクラスが四つ、五つとあって、中学の入学式や卒業式に行きますと、私の地域では、卒業式、八クラスから九クラスあって、それが全部三十九人から四十人のクラスで、一人の先生がわっと連れて出ていく。
 それを見ていて、じゃこの春、今回の改正でどれだけの変化が起こるかというと、恐らく、岡山県なんですが、中学一年生に集中しますから、小学校なんかは何ら現実は変わらないと思いますし、中学に一人先生が多く来たとしても、現実はそうならないということが頭にしっかりあるものですから、例えば天笠参考人がおっしゃっている、総合学習の時間の実施に当たって校内のさまざまなスタッフの参加協力が、これも非常にいいことだと思う。例えば、図書館を使う授業を考えますと、じゃ図書館に学校司書がいるかというと、いないわけですね。だから、現実に何にもできない。それから、養護の先生も、小学校で四学級あるとすれば、四、六、二十四学級あって、総合学習をやって養護の先生が一人はいて、本当にかかわることはいいことなんですが、それだけの人員がいない現実があるということが頭にあるものですからこういう議論をさせていただいているわけです。
 ですから、先ほどから教育効果の話も随分出るんですが、私はいつも思うんですが、調査研究はいろいろあるわけですね。私も教員経験三十年以上ありますから、英語の授業なんというのは人数が少ないほど学習効果が上がるのはもう当然です。一対一ですればどんな子だって英語ができるようにしてあげることはできるという実感もあるのに、実体験もあるのに、加えてそういうデータもある程度あるのに、この国は、事公共事業なんかについては、どうですか、どれだけの調査があって効果があってそれをやっているか。結果としてはむだなもの、失敗がいっぱいあって、それに物すごいお金をかけているわけですね。ところが、教育となってくるとどうしてみんな、教育者も含めて、教育効果が確実でない、明確でない、政府も含めて、どうしてこんなにこのことだけ明確性を求めるのか。少人数でいろんな問題ありなら、私はそのことに非常に憤りというか、感じております。そういう点についても、天笠参考人に集中していけないんですが、御意見を伺いたいと思います。
 それから、小学校の低学年ですね。特に一年生とかいうところは学級担任制とこの教科学習集団、そういうあたりのことは小学校一年生と中学生なんか一律には言えないと思うんですけれども、ちょっと質問がはっきりしませんが、やっぱり教育に非常に影響力の多いお立場にいらっしゃいますので、少し御意見を伺いたいと思います。

発言情報

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発言者: 石田美栄

speaker_id: 7700

日付: 2001-03-29

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会