三輪定宣の発言 (文教科学委員会)

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○参考人(三輪定宣君) 私は、教育というのは非常に測定が困難だという特徴、本質を持っていると思います。それだけに、一番いいのは、やはり日常触れ合う子供たちとか親たちといろんな意見を聞きながら、それを日常の教育実践に生かし、自分の足りないところを反省したり高めていくという関係が豊かに保障されることが一番重要ではないかと思います。
 これに対して、行政当局が上から一方的に教員評価をやりますと、どうしても先生の間に上中下というふうなランクをつけてせっかくの教師の集団をばらばらにし、そして競争を持ち込んで、上に向かって一生懸命努力するというふうな形になってしまいますので、そうすると先生の目も自然と、子供よりは、父母よりは、上を見るということになって、相互の溝がだんだん深まっていくんではないかというふうに思います。
 ですから、本当に豊かな子供と教師の触れ合いが大事にできるような、自由で自主的な権限をもっと教師が行使できるように、そして仲間や父母とも共同で仕事ができるように、そしてそういうことができるような教育条件を、勤務条件を整備するということが大事で、私は、四十人を三十人に下げるというのは、そういう意味の教師の勤務条件を抜本的に変えると、そして本当に対話をしながら、子供たちの評価を受けとめながら実践ができるような仕組みづくりにつながっていくのではないかというふうに思います。

発言情報

speech_id: 115115104X00620010329_024

発言者: 三輪定宣

speaker_id: 8524

日付: 2001-03-29

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会