小林芳雄の発言 (農林水産委員会)

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○政府参考人(小林芳雄君) 先ほどの世界のBSEの発生状況を受けまして、我が国としての対応の今までの経緯を御説明申し上げます。
 BSEの侵入防止に万全を期すという意味で、従来から、高発生国であるイギリス、これにつきましては、生きた牛なりそれから牛肉、それから牛肉の加工品、肉骨粉も含むわけでございますが、こういったものの輸入は停止をしてきておりました。
 その後、イギリスに加えまして、フランスとかオランダとかデンマーク、こういった国でBSEの発生が確認されてくるわけでございますが、そういった各国におきます確認がされた段階で、そういった国につきましても、生体牛の輸入停止でありますとか、それから牛肉等につきましては特定危険部位の除去の義務づけ、それから肉骨粉等につきましても、反すう動物からの肉骨粉につきましては、これは国際獣疫事務局、OIEが定めております国際基準、これによります加熱処理、こういったもの、所要の処理をしたもの以外は輸入を認めないというようなことで対応しております。
 また、特に最近EUにおきまして、EU加盟国、それからスイス、リヒテンシュタインといったところでBSEの発生が拡大している状況がございます。その中で、二〇〇一年、ことしの一月一日からは、EUの中の未発生国も含めまして、EU諸国等からの牛肉等の輸入停止、こういった措置を講じておるわけでございます。
 また、今、侵入防止措置の見直し、我が国から見て、世界各国のそういったBSEの対応状況を見ながら、我が国から見たいわば危険度評価というものも進めておるところでございます。
 こういった累次の措置を講じるに当たりましては、我が国の獣医の権威から成ります牛海綿状脳症に関する技術検討会、座長が小野寺東京大学教授でございますが、こういった検討会を開催しながら専門家の御意見もお聞きし、その御意見を踏まえながら実施してきたということでございます。
 こういった形で進めてきたわけでございますけれども、今般、BSEの感染のおそれのある牛が確認されたということでございまして、私ども、非常に残念なことでありまして、BSEの防止のために今後とも一層適切な措置を講じるよう努力してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

発言情報

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発言者: 小林芳雄

speaker_id: 10471

日付: 2001-09-20

院: 参議院

会議名: 農林水産委員会