小林憲司の発言 (憲法調査会)
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○小林(憲)委員 私は、民主党の小林憲司でございます。
本日は、大変に貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございます。先生のいつも歯切れのいい、はっきりと物をおっしゃるそのお話には、テレビを見ていて、そうだと私もいつもうなずいておるわけでございますが、本当に、新しい二十一世紀を展望した上で日本という国家のあり方をまずは考えなければならないということが、先生のきょう一番お訴えになっていたことではないかなと私は思いました。
今のこのグローバル化の世界において、安保の問題、そしてまた環境の問題、これは、食糧が世界的になくなっていく、環境破壊になれば、独自の国の平和どころではない、地球が危なくなっていく、そういう状況になっていく中で、本当に、二十一世紀は国際社会の一員としてどう生きるかということを考えるのが、我々国会議員の考えることではないかな、そう思います。
安全保障の問題について、そしてまたこれから地球に起こることを考える上では、狭い了見で与党だ野党だと言っていたのではいけないんだ、そういう警告を先生はされているように私は思います。何か、一つの党の意見で反対しますと、違う党に行くんだろうなんというようなことを言っているようでは、本当に政治家としていけないんじゃないか、私はそう思います。
この憲法調査会で、私は先輩から聞きましたが、中曽根元総理がおっしゃったそうです、これからは、二十一世紀の憲法というのは、地球規模で、宇宙規模で物を考えなきゃいけないというお話をおっしゃったと。まさしくそれに類似することが起こってきているんだな、あのときの言葉が実際になってきているんだな、そう思っております。
そしてまた、どうも済みません、ちょっと余談になってきておりますが、先輩議員に先日言われました、エドモンド・バークを知っているかと。これは、ブリストルというところで演説をしたんだけれども、自分のことばかり考えて言っていてはいけないんだ、選ばれたからには、エドモンド・バークは大英帝国の代議士であって選挙区の代議士ではない、国の方針を考えなきゃいけないんだ、だから政治家はいつも骨太の政策を持ってしっかりと世界を見詰めていかなきゃいけないんだと先輩議員に言われました。本当に、まさしくそういう時代が来ている。これがまた、これからの二十一世紀の中で日本の位置を決めていくんだなと思いながら、先生のお話を聞かせていただきました。
そこで、世界で何が起ころうとも、関与に消極的である、そういう姿勢を崩さないこの国のあり方が果たしていいのかどうか、こういうことを今問いかけられているのではないでしょうか。
そういうときに、この残虐で本当にひきょうなテロリストの行為がございました。そして、今先生がおっしゃったとおり、今のようないびつな形で、みずからの手足を縛られているような状況では、今の日本の姿はやはり健全な姿ではないと思われるというようなお話だったと思います。
そして、先生が今、明確で柔軟な内容の国際貢献というお言葉を使われたと思うんですが、これは諸外国と同様に日本もまた集団的自衛権の行使を正面から認めるべきだということをおっしゃっているのかなと思いましたが、そのところを教えていただけますでしょうか。