首藤新悟の発言 (国土交通委員会)

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○首藤政府参考人 今、赤城先生おっしゃられました、こういう案件についてできるだけ早期に情報を共有すべきであるということにつきましては、防衛庁としても能登半島沖不審船事案以来一貫した認識でございます。
 今回の事案につきまして、現時点で防衛庁として把握しているところを申し上げさせていただきますと、まず、通常の警戒監視活動を行っておりました海上自衛隊鹿屋の第一航空群のP3C、これが十二月二十一日の十六時半ごろ、奄美大島の北北西約百五十キロの海域におきまして、後に不審な船舶であることが判明する漁船らしき船舶を視認したわけでございます。このP3Cは、この船舶につきまして一般の外国漁船と判断しておりましたが、念のため十七時過ぎ同海域に戻り、再視認、写真撮影を実施して、十八時半ごろ鹿屋基地に帰投したわけでございます。
 今一言申しましたこの念のための意味でございますけれども、P3Cが警戒監視活動中に視認いたしました数十隻の船舶がございますが、そのうちで外国漁船と判断された船舶はこの船舶一隻のみであったということでございますので、一たん通り過ぎたわけでございますが、鹿屋へ帰る途中、帰投中に念のために写真を撮っておこうということで実施したわけでございまして、この時点でP3Cの搭乗員が、後に今回のような船とわかる、そういう意識を持っていた事実は全くなかったわけでございます。
 それで、その後、鹿屋基地におきまして、同機が撮影した写真を識別いたしましたところ、当該船舶の写真につきましては上級機関による精緻な解析を求める必要があると判断されましたことから、当該船舶の写真につきまして直ちに、すなわち二十時ごろ海上幕僚監部などへの伝送を開始した。この写真につきましては、精緻な解析を要するにもかかわりませず、当日の天候等の関係で不鮮明であったというようなこと、あるいは海幕等の複数の関係部署に伝送する必要がありましたこと等からいたしまして、安全、確実、かつ精密に伝送すべく、つまり密度の濃いような写真伝送方法をとったという処置をしたところ、海幕におきまして必要な写真の出力を完了したのは、送信開始後約三時間後の二十三時ごろになってしまったということでございます。
 これを受けまして、この写真について、海幕において専門家による写真解析を実施するなど、防衛庁として総合的に分析、検討をしましたところ、翌二十二日零時半ごろ、当該船舶は平成十一年三月に能登半島沖で確認された不審船舶と同様な性格の船舶である可能性が高いとの判断に至った。このため、防衛庁としては、速やかに官邸及び内閣官房に対する報告を開始するとともに、位置情報等の把握のために飛行していたP3Cから、鹿屋基地所属でございますが、最新の位置情報を入手した上で、これは一時過ぎでございますが、一時十分ごろ直ちに海上保安庁に連絡し、引き続き所要の追尾、監視を実施したところでございます。以上の経過でございます。
 私、先ほど、途中、P3Cの搭乗員がその時点でそれじゃ全く意識がなかったかという、そこで全くとか言いましたが、いずれにしましても、その時点においては帰投中に念のために撮ったということでございます。
 以上でございます。

発言情報

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発言者: 首藤新悟

speaker_id: 20483

日付: 2002-01-10

院: 衆議院

会議名: 国土交通委員会