国土交通委員会
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会
会議録情報#0
平成十四年一月十日(木曜日)
午前十時開議
出席委員
委員長 赤松 正雄君
理事 赤城 徳彦君 理事 実川 幸夫君
理事 橘 康太郎君 理事 古賀 一成君
理事 細川 律夫君 理事 河上 覃雄君
理事 山田 正彦君
岩永 峯一君 木村 隆秀君
倉田 雅年君 坂本 剛二君
菅 義偉君 高橋 一郎君
谷田 武彦君 谷本 龍哉君
中馬 弘毅君 林 幹雄君
菱田 嘉明君 福井 照君
松岡 利勝君 松野 博一君
谷津 義男君 阿久津幸彦君
赤松 広隆君 大谷 信盛君
川内 博史君 今田 保典君
津川 祥吾君 手塚 仁雄君
永井 英慈君 藤村 修君
前原 誠司君 松原 仁君
高木 陽介君 西村 眞悟君
山岡 賢次君 大幡 基夫君
瀬古由起子君 原 陽子君
日森 文尋君 保坂 展人君
西川太一郎君
…………………………………
国土交通大臣 扇 千景君
国土交通副大臣 佐藤 静雄君
国土交通副大臣 月原 茂皓君
国土交通大臣政務官 菅 義偉君
国土交通大臣政務官 高木 陽介君
国土交通大臣政務官 森下 博之君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 村田 保史君
政府参考人
(警察庁長官官房審議官) 上原美都男君
政府参考人
(警察庁刑事局長) 吉村 博人君
政府参考人
(防衛庁防衛局長) 首藤 新悟君
政府参考人
(防衛庁運用局長) 北原 巖男君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 佐藤 重和君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 林 景一君
政府参考人
(国土交通省総合政策局長
) 岩村 敬君
政府参考人
(海上保安庁長官) 縄野 克彦君
国土交通委員会専門員 福田 秀文君
—————————————
委員の異動
一月八日
辞任 補欠選任
今村 雅弘君 大島 理森君
木村 太郎君 虎島 和夫君
吉田 幸弘君 西川 公也君
井上 義久君 高木 陽介君
同月十日
辞任 補欠選任
虎島 和夫君 岩永 峯一君
中本 太衛君 谷本 龍哉君
樽床 伸二君 藤村 修君
伴野 豊君 松原 仁君
山岡 賢次君 西村 眞悟君
日森 文尋君 原 陽子君
二階 俊博君 西川太一郎君
同日
辞任 補欠選任
岩永 峯一君 虎島 和夫君
谷本 龍哉君 谷田 武彦君
藤村 修君 樽床 伸二君
松原 仁君 手塚 仁雄君
西村 眞悟君 山岡 賢次君
原 陽子君 日森 文尋君
西川太一郎君 二階 俊博君
同日
辞任 補欠選任
谷田 武彦君 中本 太衛君
手塚 仁雄君 伴野 豊君
—————————————
平成十三年十二月七日
一、公共事業基本法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三六号)
二、公共事業関係費の量的縮減に関する臨時措置法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三七号)
三、公共事業一括交付金法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三八号)
四、ダム事業の抜本的な見直し及び治水のための森林の整備の推進等のための緊急措置法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三九号)
五、航空法の一部を改正する法律案(細川律夫君外二名提出、衆法第二三号)
六、国土交通行政の基本施策に関する件
七、国土計画、土地及び水資源に関する件
八、都市計画、建築及び地域整備に関する件
九、河川、道路、港湾及び住宅に関する件
一〇、陸運、海運、航空及び観光に関する件
一一、北海道開発に関する件
一二、気象及び海上保安に関する件
の閉会中審査を本委員会に付託された。
—————————————
本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
海上保安に関する件
————◇—————
この発言だけを見る →午前十時開議
出席委員
委員長 赤松 正雄君
理事 赤城 徳彦君 理事 実川 幸夫君
理事 橘 康太郎君 理事 古賀 一成君
理事 細川 律夫君 理事 河上 覃雄君
理事 山田 正彦君
岩永 峯一君 木村 隆秀君
倉田 雅年君 坂本 剛二君
菅 義偉君 高橋 一郎君
谷田 武彦君 谷本 龍哉君
中馬 弘毅君 林 幹雄君
菱田 嘉明君 福井 照君
松岡 利勝君 松野 博一君
谷津 義男君 阿久津幸彦君
赤松 広隆君 大谷 信盛君
川内 博史君 今田 保典君
津川 祥吾君 手塚 仁雄君
永井 英慈君 藤村 修君
前原 誠司君 松原 仁君
高木 陽介君 西村 眞悟君
山岡 賢次君 大幡 基夫君
瀬古由起子君 原 陽子君
日森 文尋君 保坂 展人君
西川太一郎君
…………………………………
国土交通大臣 扇 千景君
国土交通副大臣 佐藤 静雄君
国土交通副大臣 月原 茂皓君
国土交通大臣政務官 菅 義偉君
国土交通大臣政務官 高木 陽介君
国土交通大臣政務官 森下 博之君
政府参考人
(内閣官房内閣審議官) 村田 保史君
政府参考人
(警察庁長官官房審議官) 上原美都男君
政府参考人
(警察庁刑事局長) 吉村 博人君
政府参考人
(防衛庁防衛局長) 首藤 新悟君
政府参考人
(防衛庁運用局長) 北原 巖男君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 佐藤 重和君
政府参考人
(外務省大臣官房審議官) 林 景一君
政府参考人
(国土交通省総合政策局長
) 岩村 敬君
政府参考人
(海上保安庁長官) 縄野 克彦君
国土交通委員会専門員 福田 秀文君
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委員の異動
一月八日
辞任 補欠選任
今村 雅弘君 大島 理森君
木村 太郎君 虎島 和夫君
吉田 幸弘君 西川 公也君
井上 義久君 高木 陽介君
同月十日
辞任 補欠選任
虎島 和夫君 岩永 峯一君
中本 太衛君 谷本 龍哉君
樽床 伸二君 藤村 修君
伴野 豊君 松原 仁君
山岡 賢次君 西村 眞悟君
日森 文尋君 原 陽子君
二階 俊博君 西川太一郎君
同日
辞任 補欠選任
岩永 峯一君 虎島 和夫君
谷本 龍哉君 谷田 武彦君
藤村 修君 樽床 伸二君
松原 仁君 手塚 仁雄君
西村 眞悟君 山岡 賢次君
原 陽子君 日森 文尋君
西川太一郎君 二階 俊博君
同日
辞任 補欠選任
谷田 武彦君 中本 太衛君
手塚 仁雄君 伴野 豊君
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平成十三年十二月七日
一、公共事業基本法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三六号)
二、公共事業関係費の量的縮減に関する臨時措置法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三七号)
三、公共事業一括交付金法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三八号)
四、ダム事業の抜本的な見直し及び治水のための森林の整備の推進等のための緊急措置法案(前原誠司君外一名提出、第百五十一回国会衆法第三九号)
五、航空法の一部を改正する法律案(細川律夫君外二名提出、衆法第二三号)
六、国土交通行政の基本施策に関する件
七、国土計画、土地及び水資源に関する件
八、都市計画、建築及び地域整備に関する件
九、河川、道路、港湾及び住宅に関する件
一〇、陸運、海運、航空及び観光に関する件
一一、北海道開発に関する件
一二、気象及び海上保安に関する件
の閉会中審査を本委員会に付託された。
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本日の会議に付した案件
政府参考人出頭要求に関する件
海上保安に関する件
————◇—————
赤
赤松正雄#1
○赤松委員長 これより会議を開きます。
この際、新たに就任されました国土交通副大臣及び国土交通大臣政務官から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。国土交通副大臣月原茂皓君。
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月
月原茂皓#2
○月原副大臣 国土交通副大臣の月原茂皓でございます。よろしくお願い申し上げます。
扇大臣のもとで、主に安全危機管理関係、交通関係及び北海道開発関係の各施策を総括してまいります。委員長初め委員各位の御指導、御鞭撻をお願い申し上げます。ありがとうございました。拍手
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赤
菅
菅義偉#4
○菅大臣政務官 大臣政務官の菅義偉であります。
主に災害対策関係及び社会資本整備関係を命ぜられております。一生懸命頑張ります。どうぞ、委員の先生方、よろしくお願い申し上げます。拍手
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赤
高
高木陽介#6
○高木大臣政務官 このたび大臣政務官に任命を受けました高木陽介でございます。
主に安全危機管理関係及び交通関係を命ぜられておりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。拍手
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赤
森
森下博之#8
○森下大臣政務官 大臣政務官の森下博之でございます。
主に国土関係及び北海道関係を命ぜられております。どうかよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。拍手
————◇—————
この発言だけを見る →主に国土関係及び北海道関係を命ぜられております。どうかよろしくお願いをいたします。ありがとうございます。拍手
————◇—————
赤
扇
扇千景#10
○扇国務大臣 おはようございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
委員長からお話のありました九州南西海域の不審船事案について御報告を申し上げます。
去る十二月二十二日土曜日午前一時十分、防衛庁から海上保安庁に対しまして不審船発見の連絡がございました。
海上保安庁としては、防衛庁からの情報を入手後、直ちに巡視船艇、航空機並びに特殊警備隊に発動を指示し、二時五分に海上保安庁警備救難部長を室長とする九州南西海域不審船対策室を設置いたしました。
現場には、まず航空機が到着して当該船舶を確認し、その後、巡視船も現場に到着したことから、十二時五十分、海上保安庁長官を本部長とする九州南西海域不審船対策本部を設置して、現在も対応しているところでございます。
巡視船の再三にわたる停船命令を無視し、蛇行する等悪質な抵抗を繰り返しながら当該船舶は逃走したことから、射撃警告を実施した上、十四時三十六分から、逃走防止のため上空及び海面に向けて威嚇射撃を開始いたしました。
しかし、なおも当該船舶は逃走を続け、停船する気配を見せなかったため、十六時十三分から、人に危害を与えない範囲で威嚇のための船体射撃を実施いたしました。
このような巡視船による射撃を実施したにもかかわらず、当該船舶は停船、航走を繰り返し、逃走を続けたため、二十二時零分、巡視船二隻により当該船舶を停船させるべく接舷を開始したところ、二十二時九分、銃撃及びロケット弾様のものの発射を受けたことから、巡視船が正当防衛として射撃を行ったものでございます。
その後、当該船舶は、二十二時十三分、原因はいまだ明らかではございませんけれども、爆発して沈没いたしました。
また、当該船舶からの銃撃によって、職務を執行しておりました海上保安官三名が負傷しております。
現在は、行方不明となっております当該船舶乗務員の捜索とともに、本事案につきまして必要な捜査等を鋭意進めているところであり、引き続き事実関係の解明に向けて全力を尽くしていくことといたしております。
今回の海上保安庁による一連の対応は正当なものであったと考えておりますが、今回の事案を教訓として、海上保安庁の装備、体制、制度及び関係省庁との連携等の充実強化について検証するよう海上保安庁長官に指示をいたしまして、関係省庁とも今後十分に検討していくことといたしております。
以上でございます。
この発言だけを見る →委員長からお話のありました九州南西海域の不審船事案について御報告を申し上げます。
去る十二月二十二日土曜日午前一時十分、防衛庁から海上保安庁に対しまして不審船発見の連絡がございました。
海上保安庁としては、防衛庁からの情報を入手後、直ちに巡視船艇、航空機並びに特殊警備隊に発動を指示し、二時五分に海上保安庁警備救難部長を室長とする九州南西海域不審船対策室を設置いたしました。
現場には、まず航空機が到着して当該船舶を確認し、その後、巡視船も現場に到着したことから、十二時五十分、海上保安庁長官を本部長とする九州南西海域不審船対策本部を設置して、現在も対応しているところでございます。
巡視船の再三にわたる停船命令を無視し、蛇行する等悪質な抵抗を繰り返しながら当該船舶は逃走したことから、射撃警告を実施した上、十四時三十六分から、逃走防止のため上空及び海面に向けて威嚇射撃を開始いたしました。
しかし、なおも当該船舶は逃走を続け、停船する気配を見せなかったため、十六時十三分から、人に危害を与えない範囲で威嚇のための船体射撃を実施いたしました。
このような巡視船による射撃を実施したにもかかわらず、当該船舶は停船、航走を繰り返し、逃走を続けたため、二十二時零分、巡視船二隻により当該船舶を停船させるべく接舷を開始したところ、二十二時九分、銃撃及びロケット弾様のものの発射を受けたことから、巡視船が正当防衛として射撃を行ったものでございます。
その後、当該船舶は、二十二時十三分、原因はいまだ明らかではございませんけれども、爆発して沈没いたしました。
また、当該船舶からの銃撃によって、職務を執行しておりました海上保安官三名が負傷しております。
現在は、行方不明となっております当該船舶乗務員の捜索とともに、本事案につきまして必要な捜査等を鋭意進めているところであり、引き続き事実関係の解明に向けて全力を尽くしていくことといたしております。
今回の海上保安庁による一連の対応は正当なものであったと考えておりますが、今回の事案を教訓として、海上保安庁の装備、体制、制度及び関係省庁との連携等の充実強化について検証するよう海上保安庁長官に指示をいたしまして、関係省庁とも今後十分に検討していくことといたしております。
以上でございます。
赤
赤
赤松正雄#12
○赤松委員長 この際、お諮りいたします。
本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長岩村敬君、海上保安庁長官縄野克彦君、内閣官房内閣審議官村田保史君、警察庁長官官房審議官上原美都男君、警察庁刑事局長吉村博人君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、外務省大臣官房審議官佐藤重和君及び外務省大臣官房審議官林景一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
この発言だけを見る →本件調査のため、本日、政府参考人として国土交通省総合政策局長岩村敬君、海上保安庁長官縄野克彦君、内閣官房内閣審議官村田保史君、警察庁長官官房審議官上原美都男君、警察庁刑事局長吉村博人君、防衛庁防衛局長首藤新悟君、防衛庁運用局長北原巖男君、外務省大臣官房審議官佐藤重和君及び外務省大臣官房審議官林景一君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
赤
赤
赤
赤城徳彦#15
○赤城委員 おはようございます。自由民主党の赤城徳彦です。
早速でありますが、ただいま報告のありました不審船事案につきまして質問させていただきます。
今回の不審船に関しましては、同船からの攻撃によって海上保安官三名が負傷し、巡視船にも甚大な被害が出るという大変危険な中で、海上保安庁の職員が迅速的確に対処をしていただいた、そのことについては高く評価されるべきだ、こういうふうに思っております。
特に、ただいまの大臣の報告にありましたように、停船命令を出し、射撃警告をした上で、上空、海面に威嚇射撃をし、その後、人に危害を与えない範囲での威嚇のための船体射撃をし、接舷を試み、相手方から銃撃があったということですので、正当防衛に基づく射撃を行うという、こうした一連の手続をきちっと踏んだ対応をされたということであります。
一つ伺いたいのは、こういうきちっとした手続、手順を踏んだ行動だというふうに思っておりますけれども、それがどういう法的な根拠に基づいて行われているのか、そのことについてお伺いいたします。
この発言だけを見る →早速でありますが、ただいま報告のありました不審船事案につきまして質問させていただきます。
今回の不審船に関しましては、同船からの攻撃によって海上保安官三名が負傷し、巡視船にも甚大な被害が出るという大変危険な中で、海上保安庁の職員が迅速的確に対処をしていただいた、そのことについては高く評価されるべきだ、こういうふうに思っております。
特に、ただいまの大臣の報告にありましたように、停船命令を出し、射撃警告をした上で、上空、海面に威嚇射撃をし、その後、人に危害を与えない範囲での威嚇のための船体射撃をし、接舷を試み、相手方から銃撃があったということですので、正当防衛に基づく射撃を行うという、こうした一連の手続をきちっと踏んだ対応をされたということであります。
一つ伺いたいのは、こういうきちっとした手続、手順を踏んだ行動だというふうに思っておりますけれども、それがどういう法的な根拠に基づいて行われているのか、そのことについてお伺いいたします。
縄
縄野克彦#16
○縄野政府参考人 御説明申し上げます。
当該船舶は、その外見から外国漁船というふうに判断をされ、我が国の排他的経済水域内におきまして、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律、いわゆるEZ漁業法第五条第一項に違反して無許可で漁業等を行ったおそれがあることから、海上保安官が事実関係を確認するため、EEZに適用されます漁業法第七十四条第三項に基づきまして検査をしようと、停船命令を繰り返し発したところであります。
しかしながら、当該船舶はこれを無視して逃走いたしましたために、漁業法百四十一条第二号に基づく検査忌避罪が成立いたしまして、その犯人を逮捕するため、海上保安官が巡視船及び航空機により追跡をしたものでございます。
なお、当該船舶は、日中中間線を越え、我が国の排他的経済水域外に逃走いたしましたけれども、巡視船及び航空機は国連海洋法条約第百十一条の2及びEEZ法第三条第一項第四号に基づく追跡権を行使したところでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →当該船舶は、その外見から外国漁船というふうに判断をされ、我が国の排他的経済水域内におきまして、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律、いわゆるEZ漁業法第五条第一項に違反して無許可で漁業等を行ったおそれがあることから、海上保安官が事実関係を確認するため、EEZに適用されます漁業法第七十四条第三項に基づきまして検査をしようと、停船命令を繰り返し発したところであります。
しかしながら、当該船舶はこれを無視して逃走いたしましたために、漁業法百四十一条第二号に基づく検査忌避罪が成立いたしまして、その犯人を逮捕するため、海上保安官が巡視船及び航空機により追跡をしたものでございます。
なお、当該船舶は、日中中間線を越え、我が国の排他的経済水域外に逃走いたしましたけれども、巡視船及び航空機は国連海洋法条約第百十一条の2及びEEZ法第三条第一項第四号に基づく追跡権を行使したところでございます。
以上でございます。
赤
赤城徳彦#17
○赤城委員 関係法令に基づいて、きちっとした手順を踏んだ対応だ、こういうことだと思います。私は、後でまた触れますけれども、こういう法令、制度をきちっと整備していくということが危機管理において大変大事だというふうに思っております。
ところで、この不審船、これは一般に、北朝鮮の工作船だ、こういうふうに言われておりますけれども、その点について大臣はどういうふうに認識しておりますか。
この発言だけを見る →ところで、この不審船、これは一般に、北朝鮮の工作船だ、こういうふうに言われておりますけれども、その点について大臣はどういうふうに認識しておりますか。
扇
扇千景#18
○扇国務大臣 今、赤城先生の御質問にございました北朝鮮の不審船ではないかという御質問に対しましては、まだ確たるところのお答えができかねておりますけれども、事実として、現段階で揚がっているものを御報告申し上げたいと思います。
それは、現在まで、海に浮かびました浮遊物、これを揚収しましたけれども、その浮遊物、漂流物の中には、御存じの方あるかもしれませんけれども、ハングルでリョカタンベというたばこ、日本製より少し大き目のたばこでございますけれども、リョカタンベと印刷されたフィルターつきたばこのパッケージも拾得しております。そして、リョカタンベというのはフィルターつきたばこという意味だそうでございますけれども、これらの揚収物に書かれておりますハングル文字、リョカタンベというたばこの字の下に、北朝鮮製であるというふうな文字が入っております。
それからもう一つは、もう御存じの方もいらっしゃると思いますけれども、落花生砂糖の菓子袋が入っていました。菓子袋にはハングルで製造元が朝鮮平壌と印刷されておりました。これもポケットの中に入っていた落花生砂糖の菓子袋でございます。
それともう一つ。リョカタンベというのはフィルターつきたばこで、日本で買おうと思いますと、一定のところへ行きますと六百円という高額なたばこでございまして、一般の北朝鮮の人たちにはこの六百円のたばこというのは買えないたばこで、手に入らないといいますか、高額過ぎて、一部の人しか吸っていないような、北朝鮮ではリョカタンベというのは高級たばこであるということも、これもわかっております。
これらのことから、私どもは、不審船の国籍をまだ断定するには至っておりませんけれども、そういう意味では、揚収されました漂流物等々、北朝鮮の製品と思われておりますので、今後、徹底的な解明のために、引き続いて必要な捜査等に全力を傾注していきたいと思っております。
この発言だけを見る →それは、現在まで、海に浮かびました浮遊物、これを揚収しましたけれども、その浮遊物、漂流物の中には、御存じの方あるかもしれませんけれども、ハングルでリョカタンベというたばこ、日本製より少し大き目のたばこでございますけれども、リョカタンベと印刷されたフィルターつきたばこのパッケージも拾得しております。そして、リョカタンベというのはフィルターつきたばこという意味だそうでございますけれども、これらの揚収物に書かれておりますハングル文字、リョカタンベというたばこの字の下に、北朝鮮製であるというふうな文字が入っております。
それからもう一つは、もう御存じの方もいらっしゃると思いますけれども、落花生砂糖の菓子袋が入っていました。菓子袋にはハングルで製造元が朝鮮平壌と印刷されておりました。これもポケットの中に入っていた落花生砂糖の菓子袋でございます。
それともう一つ。リョカタンベというのはフィルターつきたばこで、日本で買おうと思いますと、一定のところへ行きますと六百円という高額なたばこでございまして、一般の北朝鮮の人たちにはこの六百円のたばこというのは買えないたばこで、手に入らないといいますか、高額過ぎて、一部の人しか吸っていないような、北朝鮮ではリョカタンベというのは高級たばこであるということも、これもわかっております。
これらのことから、私どもは、不審船の国籍をまだ断定するには至っておりませんけれども、そういう意味では、揚収されました漂流物等々、北朝鮮の製品と思われておりますので、今後、徹底的な解明のために、引き続いて必要な捜査等に全力を傾注していきたいと思っております。
赤
赤城徳彦#19
○赤城委員 防衛庁から、最初にP3C哨戒機で画像を撮影し、海上保安庁に対して通報したときに、この当該船は北朝鮮の工作船の可能性が高い不審な船舶と判断した、こういうふうに言われておりますので、防衛庁の方の画像処理から見ても、その当該船舶の形状、態様、それから、これは余り表には出せない話かもしれませんけれども、通信を傍受していた、こう言われていますから、その傍受の内容とかさまざまな周辺情報もありますし、ただいまの大臣のお話にありましたような、たばことか物的なものも今揚がっております。
これは極めて北朝鮮籍の船であるという蓋然性が高いな、そういうふうに印象を持ちましたが、なお政府として最終的な確定はされていない、こういうことでありますので、私は、これは一刻も早くその事実を明らかにするためにも、この当該船舶を引き揚げる、あるいは潜って、潜水で調査をする、何らかの形でその捜査をしなければならないと思います。
大臣は当初からこの引き揚げについて積極的だと伺っておりますけれども、そのお考えについて改めて伺います。
この発言だけを見る →これは極めて北朝鮮籍の船であるという蓋然性が高いな、そういうふうに印象を持ちましたが、なお政府として最終的な確定はされていない、こういうことでありますので、私は、これは一刻も早くその事実を明らかにするためにも、この当該船舶を引き揚げる、あるいは潜って、潜水で調査をする、何らかの形でその捜査をしなければならないと思います。
大臣は当初からこの引き揚げについて積極的だと伺っておりますけれども、そのお考えについて改めて伺います。
扇
扇千景#20
○扇国務大臣 私は、ともあれ、これだけ日本の近海に重装備した漁船らしきものが徘回しているということ自体が日本にとっては重大なことであると認識しておりますし、今から思えば、一昨々年になりますか、あの不審船追跡で、我々は何の手出しもできないで、スピードも追いつけないまま逃走してしまったという苦い経験もございます。
そういう意味で、我々の日常生活の安全と安心のためにも、しかも、これは後でわかったことですけれども、ロケット砲まで装備している船であるということがわかりまして、私も行ってまいりましたけれども、船を見ると、日本の船の被弾状況というものはひどいものでございます。ですから、そういう意味でも、我々は、どこの国の船なのか、その原因を究明する上にも、私たちはできる限りこれを徹底して調査したい。
ただ、ロケット弾まで装備しているということは、なぜ沈没したかという原因がまだわかりませんけれども、船内爆破したのではないかという疑いもあるわけでございますので、近寄ったら何らかの形で爆発物が装置してあるのではないかというようなこともありますし、船底で爆発が起こったということですので、もしも引き揚げようと思ったら、船体がばらばらになるのではないかという懸念もなきにしもあらず。
そういう意味で、あらゆる点で、私どもはこれを、どこの国の船であるかということを鮮明にするためには、徹底的な究明のために引き揚げたいという気持ちは十分持っておりますけれども、それに近づいて二次災害が起こらないように、例えばサルベージの皆さん方にも危害が起こってはいけないということで、これをどのようにしていったらいいかということを今考えておりますけれども、何しろ沈没しておりますので、その沈没の水域を監視することも怠ってはならないと私は思っております。
途中で私ども一度銃撃をやめましたのも、中国の旗を船員が上げたんですね。ですから、中国の船ではないかということで一たん銃撃をやめたこともございます。中国にとっても、中国の旗を上げられたということは、私は、もしも中国の船でないなら大変失礼な話だと思いますので、中国の排他的経済水域の中ですけれども、お互いに情報を交換し合って、そして一刻も早くどこの国の船籍であるかということを明快にする手段を、慎重に取り扱いながらも、なおかつ迅速にしていきたいと思っております。
この発言だけを見る →そういう意味で、我々の日常生活の安全と安心のためにも、しかも、これは後でわかったことですけれども、ロケット砲まで装備している船であるということがわかりまして、私も行ってまいりましたけれども、船を見ると、日本の船の被弾状況というものはひどいものでございます。ですから、そういう意味でも、我々は、どこの国の船なのか、その原因を究明する上にも、私たちはできる限りこれを徹底して調査したい。
ただ、ロケット弾まで装備しているということは、なぜ沈没したかという原因がまだわかりませんけれども、船内爆破したのではないかという疑いもあるわけでございますので、近寄ったら何らかの形で爆発物が装置してあるのではないかというようなこともありますし、船底で爆発が起こったということですので、もしも引き揚げようと思ったら、船体がばらばらになるのではないかという懸念もなきにしもあらず。
そういう意味で、あらゆる点で、私どもはこれを、どこの国の船であるかということを鮮明にするためには、徹底的な究明のために引き揚げたいという気持ちは十分持っておりますけれども、それに近づいて二次災害が起こらないように、例えばサルベージの皆さん方にも危害が起こってはいけないということで、これをどのようにしていったらいいかということを今考えておりますけれども、何しろ沈没しておりますので、その沈没の水域を監視することも怠ってはならないと私は思っております。
途中で私ども一度銃撃をやめましたのも、中国の旗を船員が上げたんですね。ですから、中国の船ではないかということで一たん銃撃をやめたこともございます。中国にとっても、中国の旗を上げられたということは、私は、もしも中国の船でないなら大変失礼な話だと思いますので、中国の排他的経済水域の中ですけれども、お互いに情報を交換し合って、そして一刻も早くどこの国の船籍であるかということを明快にする手段を、慎重に取り扱いながらも、なおかつ迅速にしていきたいと思っております。
赤
赤城徳彦#21
○赤城委員 引き揚げるか、潜って調査をするか、いずれにしても、沈んでいる船、またその近傍に対して捜査をしなければならないと思います。
特に大事なのは、中国の排他的経済水域ですし、大臣もおっしゃるように、中国としてもこの実態解明をしたいというふうに思っておられるはずで、これは、具体的にどういう捜査をするかは別にして、少なくともその捜査、調査に対して中国にぜひ協力してほしいという要請をすぐにもすべきではないかと思いますが、どうも外務省は中国に何か遠慮されてそういうことを要請していないというふうなことも聞くんですが、外務省はいかがでしょうか。
この発言だけを見る →特に大事なのは、中国の排他的経済水域ですし、大臣もおっしゃるように、中国としてもこの実態解明をしたいというふうに思っておられるはずで、これは、具体的にどういう捜査をするかは別にして、少なくともその捜査、調査に対して中国にぜひ協力してほしいという要請をすぐにもすべきではないかと思いますが、どうも外務省は中国に何か遠慮されてそういうことを要請していないというふうなことも聞くんですが、外務省はいかがでしょうか。
佐
佐藤重和#22
○佐藤政府参考人 ただいま御質問ございました中国との関係でございますが、今回の事案が発生いたしまして以来、当該不審船が中国側の海域の方に向かっているということもありましたので、近隣諸国との関係ということもありますので、私ども、かなり早い段階から中国側とはコンタクトをとりまして、これまで情報の提供といったことを随時行ってきているわけでございます。
現時点では、先ほど大臣からもお話ございましたが、当該海域の監視あるいは漂流物の回収といったことを精力的に行ってきているわけでございますけれども、これから中国側との関係をどうするかということでございますが、今後、仮にいろいろな引き揚げ等、調査を行うということを考えていく際に、その現場水域につきましては我が国が事実上中国側の排他的経済水域であるというふうに扱っている海域でございますので、これから中国側と必要な調整を行いながら、適切に対処をしていきたいというふうに考えております。
この発言だけを見る →現時点では、先ほど大臣からもお話ございましたが、当該海域の監視あるいは漂流物の回収といったことを精力的に行ってきているわけでございますけれども、これから中国側との関係をどうするかということでございますが、今後、仮にいろいろな引き揚げ等、調査を行うということを考えていく際に、その現場水域につきましては我が国が事実上中国側の排他的経済水域であるというふうに扱っている海域でございますので、これから中国側と必要な調整を行いながら、適切に対処をしていきたいというふうに考えております。
赤
赤城徳彦#23
○赤城委員 中国に対して情報を提供はしてきたんだけれども、捜査の協力を要請はしていないというふうにうかがえましたね。
これは中国の排他的経済水域ですから、だからといって別に中国の了承を得なければならないということではないわけですけれども、むしろ率直に、この不審船は北朝鮮籍の工作船であるという疑いが強い、中国とも協力し合って実態解明をしたい、ついては近傍の安全確保とか具体的な捜査について中国もぜひ協力してほしいということに何はばかることはないと思いますので、ぜひそういうふうにお願いをしたいと思います。
次に、防衛庁に伺いますが、このP3C哨戒機が不審船をとらえてから海保に連絡をするまで大変時間を要した、こういうことが批判されております。
かつての能登半島沖の不審船事案のときの反省から共同対処マニュアルができて、両省が初期の段階から情報を共有し合って共同して対処するべきだ、そういうことが当時の反省から決まっておったんではないかと思いますけれども、今回のこの写真を解析するということと並行して、すぐにも情報を伝達してよかったんではないか。あるいは、もっと早い段階からこういうものがありますよと。具体的にどういうふうに対処するのかというのはまた別として、少なくとも情報としてはできるだけ早い段階から共有すべきであると思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →これは中国の排他的経済水域ですから、だからといって別に中国の了承を得なければならないということではないわけですけれども、むしろ率直に、この不審船は北朝鮮籍の工作船であるという疑いが強い、中国とも協力し合って実態解明をしたい、ついては近傍の安全確保とか具体的な捜査について中国もぜひ協力してほしいということに何はばかることはないと思いますので、ぜひそういうふうにお願いをしたいと思います。
次に、防衛庁に伺いますが、このP3C哨戒機が不審船をとらえてから海保に連絡をするまで大変時間を要した、こういうことが批判されております。
かつての能登半島沖の不審船事案のときの反省から共同対処マニュアルができて、両省が初期の段階から情報を共有し合って共同して対処するべきだ、そういうことが当時の反省から決まっておったんではないかと思いますけれども、今回のこの写真を解析するということと並行して、すぐにも情報を伝達してよかったんではないか。あるいは、もっと早い段階からこういうものがありますよと。具体的にどういうふうに対処するのかというのはまた別として、少なくとも情報としてはできるだけ早い段階から共有すべきであると思いますが、いかがでしょうか。
首
首藤新悟#24
○首藤政府参考人 今、赤城先生おっしゃられました、こういう案件についてできるだけ早期に情報を共有すべきであるということにつきましては、防衛庁としても能登半島沖不審船事案以来一貫した認識でございます。
今回の事案につきまして、現時点で防衛庁として把握しているところを申し上げさせていただきますと、まず、通常の警戒監視活動を行っておりました海上自衛隊鹿屋の第一航空群のP3C、これが十二月二十一日の十六時半ごろ、奄美大島の北北西約百五十キロの海域におきまして、後に不審な船舶であることが判明する漁船らしき船舶を視認したわけでございます。このP3Cは、この船舶につきまして一般の外国漁船と判断しておりましたが、念のため十七時過ぎ同海域に戻り、再視認、写真撮影を実施して、十八時半ごろ鹿屋基地に帰投したわけでございます。
今一言申しましたこの念のための意味でございますけれども、P3Cが警戒監視活動中に視認いたしました数十隻の船舶がございますが、そのうちで外国漁船と判断された船舶はこの船舶一隻のみであったということでございますので、一たん通り過ぎたわけでございますが、鹿屋へ帰る途中、帰投中に念のために写真を撮っておこうということで実施したわけでございまして、この時点でP3Cの搭乗員が、後に今回のような船とわかる、そういう意識を持っていた事実は全くなかったわけでございます。
それで、その後、鹿屋基地におきまして、同機が撮影した写真を識別いたしましたところ、当該船舶の写真につきましては上級機関による精緻な解析を求める必要があると判断されましたことから、当該船舶の写真につきまして直ちに、すなわち二十時ごろ海上幕僚監部などへの伝送を開始した。この写真につきましては、精緻な解析を要するにもかかわりませず、当日の天候等の関係で不鮮明であったというようなこと、あるいは海幕等の複数の関係部署に伝送する必要がありましたこと等からいたしまして、安全、確実、かつ精密に伝送すべく、つまり密度の濃いような写真伝送方法をとったという処置をしたところ、海幕におきまして必要な写真の出力を完了したのは、送信開始後約三時間後の二十三時ごろになってしまったということでございます。
これを受けまして、この写真について、海幕において専門家による写真解析を実施するなど、防衛庁として総合的に分析、検討をしましたところ、翌二十二日零時半ごろ、当該船舶は平成十一年三月に能登半島沖で確認された不審船舶と同様な性格の船舶である可能性が高いとの判断に至った。このため、防衛庁としては、速やかに官邸及び内閣官房に対する報告を開始するとともに、位置情報等の把握のために飛行していたP3Cから、鹿屋基地所属でございますが、最新の位置情報を入手した上で、これは一時過ぎでございますが、一時十分ごろ直ちに海上保安庁に連絡し、引き続き所要の追尾、監視を実施したところでございます。以上の経過でございます。
私、先ほど、途中、P3Cの搭乗員がその時点でそれじゃ全く意識がなかったかという、そこで全くとか言いましたが、いずれにしましても、その時点においては帰投中に念のために撮ったということでございます。
以上でございます。
この発言だけを見る →今回の事案につきまして、現時点で防衛庁として把握しているところを申し上げさせていただきますと、まず、通常の警戒監視活動を行っておりました海上自衛隊鹿屋の第一航空群のP3C、これが十二月二十一日の十六時半ごろ、奄美大島の北北西約百五十キロの海域におきまして、後に不審な船舶であることが判明する漁船らしき船舶を視認したわけでございます。このP3Cは、この船舶につきまして一般の外国漁船と判断しておりましたが、念のため十七時過ぎ同海域に戻り、再視認、写真撮影を実施して、十八時半ごろ鹿屋基地に帰投したわけでございます。
今一言申しましたこの念のための意味でございますけれども、P3Cが警戒監視活動中に視認いたしました数十隻の船舶がございますが、そのうちで外国漁船と判断された船舶はこの船舶一隻のみであったということでございますので、一たん通り過ぎたわけでございますが、鹿屋へ帰る途中、帰投中に念のために写真を撮っておこうということで実施したわけでございまして、この時点でP3Cの搭乗員が、後に今回のような船とわかる、そういう意識を持っていた事実は全くなかったわけでございます。
それで、その後、鹿屋基地におきまして、同機が撮影した写真を識別いたしましたところ、当該船舶の写真につきましては上級機関による精緻な解析を求める必要があると判断されましたことから、当該船舶の写真につきまして直ちに、すなわち二十時ごろ海上幕僚監部などへの伝送を開始した。この写真につきましては、精緻な解析を要するにもかかわりませず、当日の天候等の関係で不鮮明であったというようなこと、あるいは海幕等の複数の関係部署に伝送する必要がありましたこと等からいたしまして、安全、確実、かつ精密に伝送すべく、つまり密度の濃いような写真伝送方法をとったという処置をしたところ、海幕におきまして必要な写真の出力を完了したのは、送信開始後約三時間後の二十三時ごろになってしまったということでございます。
これを受けまして、この写真について、海幕において専門家による写真解析を実施するなど、防衛庁として総合的に分析、検討をしましたところ、翌二十二日零時半ごろ、当該船舶は平成十一年三月に能登半島沖で確認された不審船舶と同様な性格の船舶である可能性が高いとの判断に至った。このため、防衛庁としては、速やかに官邸及び内閣官房に対する報告を開始するとともに、位置情報等の把握のために飛行していたP3Cから、鹿屋基地所属でございますが、最新の位置情報を入手した上で、これは一時過ぎでございますが、一時十分ごろ直ちに海上保安庁に連絡し、引き続き所要の追尾、監視を実施したところでございます。以上の経過でございます。
私、先ほど、途中、P3Cの搭乗員がその時点でそれじゃ全く意識がなかったかという、そこで全くとか言いましたが、いずれにしましても、その時点においては帰投中に念のために撮ったということでございます。
以上でございます。
赤
赤城徳彦#25
○赤城委員 解析をできるだけ速やかにするとか、画像の伝送を速くするということも必要だと思いますけれども、私が申し上げたいのは、防衛庁と海上保安庁との連携の問題で、少なくともこういうことがありますよと、情報の確度がまだ低い段階であっても、また、何もないかもしれないけれども、とりあえず第一報はお伝えしますといって、お互いにその持てる情報を交換し合い、共有し合いながら対処していく、まさにこの一連の不審船事案に対しての反省はそういうところにあったんではないかなと思います。
次に、今回の不審船が、もし日本の領域内で、領海内で発見された場合は、さきの国会で成立した改正海上保安庁法第二十条第二項、この規定が適用になって、いわゆる危害射撃ができたと思います。しかし、たまたま今回は領域外であったために、この適用がなくて、威嚇射撃と接舷、挟撃というふうな手段しかとれなかった。その結果、近寄ったために相手方からロケット砲の反撃があった、そのために負傷者まで出てしまったということなんですが。
こういうふうに、接舷する、近寄れば危ないなと思われるような今回のような場合は、まさにその改正法の二十条二項に言う、船舶の進行を停止させるためにほかに手段がないと信ずるに足りる相当な理由があるときだ、こういうふうに思います。まさにそういう危害射撃を許容しなければ、危なくて近寄れない。では、威嚇射撃だけして追っ払うことしかできないのか、領海の外で見つかった不審船に対してはそういうふうな対応しかできないのかということになってしまいますから、これは領海の外であっても危害射撃ができるように改めて法改正すべきではないか、こういうふうな考え方もありますが、大臣はどうお考えでしょうか。
この発言だけを見る →次に、今回の不審船が、もし日本の領域内で、領海内で発見された場合は、さきの国会で成立した改正海上保安庁法第二十条第二項、この規定が適用になって、いわゆる危害射撃ができたと思います。しかし、たまたま今回は領域外であったために、この適用がなくて、威嚇射撃と接舷、挟撃というふうな手段しかとれなかった。その結果、近寄ったために相手方からロケット砲の反撃があった、そのために負傷者まで出てしまったということなんですが。
こういうふうに、接舷する、近寄れば危ないなと思われるような今回のような場合は、まさにその改正法の二十条二項に言う、船舶の進行を停止させるためにほかに手段がないと信ずるに足りる相当な理由があるときだ、こういうふうに思います。まさにそういう危害射撃を許容しなければ、危なくて近寄れない。では、威嚇射撃だけして追っ払うことしかできないのか、領海の外で見つかった不審船に対してはそういうふうな対応しかできないのかということになってしまいますから、これは領海の外であっても危害射撃ができるように改めて法改正すべきではないか、こういうふうな考え方もありますが、大臣はどうお考えでしょうか。
扇
扇千景#26
○扇国務大臣 今、法改正に関しまして明快に申し上げるよりも、何よりも自衛隊と海上保安庁との連携を密にして、そして今回のことをよく検証し、もっと早く、なぜという疑問もございます。
それともう一つ、相手の船がどうもエンジントラブルを起こしていたのでスピードが出ていなかったらしいという話もあります。ですから、たまたま海上保安庁の「あまみ」等々が追いつきましたけれども、一昨々年のようなスピードで逃げられたのではとても追いつけなかったかもしれない。たまたま相手がエンジントラブルか何か、スピードが、追いつけたスピードであったから、自衛隊と海上保安庁の間の九時間の連絡の空白時間がありますけれども、それでも、追いつけたということだけでも、私は、今回、現実を把握する上の大変な成果であったと思います。これ、そのまま知らないでいれば、また何度も同じことが繰り返されるであろうということは想像できるわけでございますので、少なくとも、今後二度とこういうことがないようにしなければなりません。
また、私、十二月の二十七日に奄美大島に飛びまして見てまいりました。そして、お見舞いもしました。
私は、鹿児島へ飛んで、鹿児島のドックに入っております「あまみ」、「いなさ」という両方の日本の海上保安庁の船を見ましたときに、「あまみ」という船は座って操縦しておりますけれども、その前面のガラスが、もうクモの巣状況と言った方がいいでしょうか、もう射撃で百数十発受けています。そして、よく死者が出なかったな、操縦士がよく死ななかったと思うぐらいの、前面ガラスが防弾ガラスでなかったということから被害を受けておりますので、私は、軽々に海上保安庁が相手がどういう武器を持っているかわからないで一方的に威嚇といえども近寄るということも今後は大いに検討しなければならないし、海上保安庁の職員の生命ということから考えれば、今回の教訓として、一刻も早く、ロケット弾ではとても、どんな防弾ガラスにしてもだめですけれども、今回の百数十発の射撃を受けたのを私が見たときには、少なくとも防弾ガラスにしてあげなければ生命が守れないなというぐらいなことを実感しております。
何よりも、攻撃をするのが目的ではなくて、そういうものが来たときには日本は毅然とした態度で対応する、そしてまた、それに対応できるような装備をするということが私は重大であろうと思っておりますので、両方の、自衛隊と海上保安庁等々と国民の皆さん方、国会での御論議を得て、法整備をしなきゃいけない点が出てくれば、これは法改正をするということもぜひ皆さんと一緒に考えさせていただきたいと思っております。
この発言だけを見る →それともう一つ、相手の船がどうもエンジントラブルを起こしていたのでスピードが出ていなかったらしいという話もあります。ですから、たまたま海上保安庁の「あまみ」等々が追いつきましたけれども、一昨々年のようなスピードで逃げられたのではとても追いつけなかったかもしれない。たまたま相手がエンジントラブルか何か、スピードが、追いつけたスピードであったから、自衛隊と海上保安庁の間の九時間の連絡の空白時間がありますけれども、それでも、追いつけたということだけでも、私は、今回、現実を把握する上の大変な成果であったと思います。これ、そのまま知らないでいれば、また何度も同じことが繰り返されるであろうということは想像できるわけでございますので、少なくとも、今後二度とこういうことがないようにしなければなりません。
また、私、十二月の二十七日に奄美大島に飛びまして見てまいりました。そして、お見舞いもしました。
私は、鹿児島へ飛んで、鹿児島のドックに入っております「あまみ」、「いなさ」という両方の日本の海上保安庁の船を見ましたときに、「あまみ」という船は座って操縦しておりますけれども、その前面のガラスが、もうクモの巣状況と言った方がいいでしょうか、もう射撃で百数十発受けています。そして、よく死者が出なかったな、操縦士がよく死ななかったと思うぐらいの、前面ガラスが防弾ガラスでなかったということから被害を受けておりますので、私は、軽々に海上保安庁が相手がどういう武器を持っているかわからないで一方的に威嚇といえども近寄るということも今後は大いに検討しなければならないし、海上保安庁の職員の生命ということから考えれば、今回の教訓として、一刻も早く、ロケット弾ではとても、どんな防弾ガラスにしてもだめですけれども、今回の百数十発の射撃を受けたのを私が見たときには、少なくとも防弾ガラスにしてあげなければ生命が守れないなというぐらいなことを実感しております。
何よりも、攻撃をするのが目的ではなくて、そういうものが来たときには日本は毅然とした態度で対応する、そしてまた、それに対応できるような装備をするということが私は重大であろうと思っておりますので、両方の、自衛隊と海上保安庁等々と国民の皆さん方、国会での御論議を得て、法整備をしなきゃいけない点が出てくれば、これは法改正をするということもぜひ皆さんと一緒に考えさせていただきたいと思っております。
赤
赤城徳彦#27
○赤城委員 今後いろいろ法的な整備を考えていかなきゃいけないと思うんですけれども、その場合には、実態的に、どうやったらこういう危険な不審船に対して有効な、停船させ、あるいは抑止し、そういう方法がとれるか、また、特に我が方に危険が及ばないように、そのことも十分考えていかなければならないと思います。
そうしますと、もう一つ別の側面は、大臣がおっしゃるように、大変な装備を持っている、これはある意味では海保の能力を超えるんではないか、その場合、海上保安庁の能力を超える場合には海上警備行動を海上自衛隊が発令されて対処する、こういうふうな仕組みになっているわけで、ある意味では、たまたま死者がなかった、負傷で済んだけれども、本来これは海上警備行動を発令するような案件ではなかったかなと思いますし、まさに政府部内でもそのような検討がされた、こういうふうに伺っております。
結果として不審船が沈没してしまったので発令はされなかったということなんですが、今回の反省点として、武装工作船というような、海保の能力を超えることが予想されるようなものについて、つまり自衛隊が対処すべきような相手方に対しては、第一義的には海保の任務だというのはわかるんですが、しかし、専ら海保が対応するということで一歩間違えば大変な損害を受けかねないということ、そのことをよく反省する必要があるなと思います。
では、その能力を超えるかどうかという判断を、現場に行って、すぐ目の前で、これはもうまずい、海上自衛隊でなければ対処できないとそこで判断しても遅いわけですから、無理だと思ったらすぐに海上警備行動に切りかえて、即座にその現場で今度は海上自衛隊が対応できるというふうな、そういうある意味の連携体制をとっておかなきゃいけないと思います。
そのためには、海上警備行動発令前に海上自衛隊が現場にいなければ、今回も、随分護衛艦が出動するのが、出港するのがおくれて、もう着いたときには終わっていた、こういうことだったんですけれども、海上警備行動発令前であってもその準備行為ができるように、必要があればそれは法改正になると思います。また、事実上、調査という形でやることもあるというふうに思いますが、何らかのそういう準備行動というのが必要ではなかったかなと思いますが、いかがでしょうか。
この発言だけを見る →そうしますと、もう一つ別の側面は、大臣がおっしゃるように、大変な装備を持っている、これはある意味では海保の能力を超えるんではないか、その場合、海上保安庁の能力を超える場合には海上警備行動を海上自衛隊が発令されて対処する、こういうふうな仕組みになっているわけで、ある意味では、たまたま死者がなかった、負傷で済んだけれども、本来これは海上警備行動を発令するような案件ではなかったかなと思いますし、まさに政府部内でもそのような検討がされた、こういうふうに伺っております。
結果として不審船が沈没してしまったので発令はされなかったということなんですが、今回の反省点として、武装工作船というような、海保の能力を超えることが予想されるようなものについて、つまり自衛隊が対処すべきような相手方に対しては、第一義的には海保の任務だというのはわかるんですが、しかし、専ら海保が対応するということで一歩間違えば大変な損害を受けかねないということ、そのことをよく反省する必要があるなと思います。
では、その能力を超えるかどうかという判断を、現場に行って、すぐ目の前で、これはもうまずい、海上自衛隊でなければ対処できないとそこで判断しても遅いわけですから、無理だと思ったらすぐに海上警備行動に切りかえて、即座にその現場で今度は海上自衛隊が対応できるというふうな、そういうある意味の連携体制をとっておかなきゃいけないと思います。
そのためには、海上警備行動発令前に海上自衛隊が現場にいなければ、今回も、随分護衛艦が出動するのが、出港するのがおくれて、もう着いたときには終わっていた、こういうことだったんですけれども、海上警備行動発令前であってもその準備行為ができるように、必要があればそれは法改正になると思います。また、事実上、調査という形でやることもあるというふうに思いますが、何らかのそういう準備行動というのが必要ではなかったかなと思いますが、いかがでしょうか。
北
北原巖男#28
○北原政府参考人 御答弁申し上げます。
まず、今回の事案につきましては、赤城先生が先ほど来御指摘されております平成十一年十二月に策定いたしました共同対処マニュアル、これに基づいて対応しております。
この共同対処マニュアルでございますけれども、不審船への対処につきましては、先生も今御指摘のように、第一義的には警察機関たる海上保安庁が対処する、そして、海保では対応が不可能あるいは著しく困難といったときに自衛隊が海上警備行動によって海上保安庁と連携しつつ対処するという基本的な考え方に基づいて策定をされておりまして、今回の事案につきましても、まさに今申し上げましたような基本的な考え方のもとに海上保安庁が第一義的に対応したもの、そのように理解しているところでございます。
それで、私ども、今回の事案につきまして、不審船の速度ですとか、あるいは投入された巡視船の能力、隻数などから、海上保安庁では対応することが不可能または著しく困難と認められる事態に至ることにつきましては想定されていなかったところでございまして、これは防衛庁といたしましても、かかる状況にかんがみまして、海上警備行動を発令する手続をとるといったことはしなかったところであります。
また、海上保安庁とは常に情勢認識を共有しておりまして、その海上警備行動を発令するに当たりましては、海上保安庁自身が対応不可能もしくは著しく困難であると判断しているか否かも、これは要件ではございませんが、一つの重要な判断材料になるわけでございますが、今回そういうことはなかったわけでございます。
そうしたもとにおきまして、私ども、護衛艦二隻を出しております。これも、先生先ほど触れられましたが、私どもはあくまでも警戒監視という形で出したものでございますが、いずれにいたしましても、先生御指摘の海上警備行動の準備行為といったものにつきまして一般的に申し上げさせていただければ、必ずしも法律の規定がなければできないものではないのではないだろうかというような思いもするわけでございます。
いずれにいたしましても、防衛庁といたしましては、先ほど扇大臣からもございました、海上保安庁との連携を密接にするということで検証をする等進め、また、関係省庁とも十分に調整をしながら政府全体として検証を進めていきたい、そのように考えているところでございます。
この発言だけを見る →まず、今回の事案につきましては、赤城先生が先ほど来御指摘されております平成十一年十二月に策定いたしました共同対処マニュアル、これに基づいて対応しております。
この共同対処マニュアルでございますけれども、不審船への対処につきましては、先生も今御指摘のように、第一義的には警察機関たる海上保安庁が対処する、そして、海保では対応が不可能あるいは著しく困難といったときに自衛隊が海上警備行動によって海上保安庁と連携しつつ対処するという基本的な考え方に基づいて策定をされておりまして、今回の事案につきましても、まさに今申し上げましたような基本的な考え方のもとに海上保安庁が第一義的に対応したもの、そのように理解しているところでございます。
それで、私ども、今回の事案につきまして、不審船の速度ですとか、あるいは投入された巡視船の能力、隻数などから、海上保安庁では対応することが不可能または著しく困難と認められる事態に至ることにつきましては想定されていなかったところでございまして、これは防衛庁といたしましても、かかる状況にかんがみまして、海上警備行動を発令する手続をとるといったことはしなかったところであります。
また、海上保安庁とは常に情勢認識を共有しておりまして、その海上警備行動を発令するに当たりましては、海上保安庁自身が対応不可能もしくは著しく困難であると判断しているか否かも、これは要件ではございませんが、一つの重要な判断材料になるわけでございますが、今回そういうことはなかったわけでございます。
そうしたもとにおきまして、私ども、護衛艦二隻を出しております。これも、先生先ほど触れられましたが、私どもはあくまでも警戒監視という形で出したものでございますが、いずれにいたしましても、先生御指摘の海上警備行動の準備行為といったものにつきまして一般的に申し上げさせていただければ、必ずしも法律の規定がなければできないものではないのではないだろうかというような思いもするわけでございます。
いずれにいたしましても、防衛庁といたしましては、先ほど扇大臣からもございました、海上保安庁との連携を密接にするということで検証をする等進め、また、関係省庁とも十分に調整をしながら政府全体として検証を進めていきたい、そのように考えているところでございます。
赤
赤城徳彦#29
○赤城委員 小泉内閣では、この通常国会で有事法制、危機管理体制をやっていこう、こういうことを表明されています。
従来型の大規模な戦闘というのはなかなか考えにくい時代ですけれども、今さまざまな危機に日本はさらされていて、北朝鮮からテポドンミサイルが飛んできた、こういうこともありました。ボタン一つで数分後には日本に着弾するという、そういうものです。炭疽菌とかサリンとか、姿の見えないそういう攻撃もありますし、少数の武装工作員によるテロ、こういうこともあります。今回の不審船事案も、一歩間違えば、また、その目的によっては大変日本に対して重大な危機を及ぼしかねない、そういうものでありますから、こういう新しいさまざまな事態に十分対応できるような危機管理体制、また法制整備をしていかなければならないと思っております。
その点と、それから、大臣言われたように、海上保安庁の能力、装備、また防衛庁との連携体制、そういったものをきちっと高めていく、充実させていく、そのことをお願いいたしまして、質問時間が終わりましたので、以上で終わります。ありがとうございました。
この発言だけを見る →従来型の大規模な戦闘というのはなかなか考えにくい時代ですけれども、今さまざまな危機に日本はさらされていて、北朝鮮からテポドンミサイルが飛んできた、こういうこともありました。ボタン一つで数分後には日本に着弾するという、そういうものです。炭疽菌とかサリンとか、姿の見えないそういう攻撃もありますし、少数の武装工作員によるテロ、こういうこともあります。今回の不審船事案も、一歩間違えば、また、その目的によっては大変日本に対して重大な危機を及ぼしかねない、そういうものでありますから、こういう新しいさまざまな事態に十分対応できるような危機管理体制、また法制整備をしていかなければならないと思っております。
その点と、それから、大臣言われたように、海上保安庁の能力、装備、また防衛庁との連携体制、そういったものをきちっと高めていく、充実させていく、そのことをお願いいたしまして、質問時間が終わりましたので、以上で終わります。ありがとうございました。