2001-10-23
参議院
平野貞夫
外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会
平野貞夫の発言 (外交防衛委員会、国土交通委員会、内閣委員会連合審査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○平野貞夫君 私は東京大学出ていないもんですから、こういう話が全然理解できない、入ってこない。これも神学論争ですよ。これも総理の言う常識で考えたら、こんな論理は成り立たないんですよ。
あとわずかな時間ですから、最後に私もう一回意見を述べたいと思いますけれども、総理、この集団的自衛権を含む安全保障の問題の悲劇は、六〇年安保が起こるまでは、林修三法制局長官は、松村先生もけさ指摘していたとおり、集団的自衛権を幅広く考えて、直接武力やるところでない部分も入れてひとつ考えようというのが岸内閣のころまであったんですよ。それが、米ソ冷戦、その結果、難しい法案や予算を通すために当時の社会党と自民党が妥協せにゃいかぬというので、法制局が嫌かどうかは知らぬけれども、法制局の解釈をだんだんそれ寄りに、いわゆる冷戦型に変えてきたんですね。
ですから、国の骨格に当たる部分をそういう党の都合あるいは国会運営の都合で変えてくるというこの日本の歴史を、これ変えなきゃだめなんです。それが政治の構造改革だと思います。
それから、現在は、失礼な話ですけれども、このテロ対策特別法案の憲法問題が、私たちが腑に落ちないのは、結局、連立政権を運営していくためにはそこまで踏み込めないという、もう総理のハートは見えます、透いて見えますよ。
私は、これから日本はやっぱり、まともな国のあり方、文明の転換期の混迷ですから、根本的に政治はこういうことについて過去のとらわれをなくして、新しい政治をつくることを要望して、あと一分でございますが、総理、何かあったら言ってください。