藤井基之の発言 (厚生労働委員会)

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○藤井基之君 自由民主党の藤井基之でございます。
 きょうは、本委員会の検討テーマでございます牛海綿状脳症問題及びクロイツフェルト・ヤコブ病の問題につきまして、当局の見解をたださせていただきたいと存じます。
 欧州に引き続きまして、本年、我が国でも不幸にして狂牛病の牛の発生が確認され、以来、国民の食生活に大きな不安を与えています。イギリスではこれまで狂牛病の感染牛は十八万頭と言われておりまして、また牛から人に感染したと思われる変異型のクロイツフェルト・ヤコブ病、vCJDが百六例報告されております。
 厚生労働省によりますと、日本では人への感染例はまだないとされておりますけれども、先日vCJDの疑いがある症例があると報道されるなど、人への感染に対する国民の不安は大きく、加えてその有効な治療法がないということが国民の不安を一層かき立てるものとなっております。
 新聞報道によりますと、既にアメリカではvCJDの治療にキニーネ系のマラリア薬であるとかあるいは向精神薬を使って臨床研究が開始されて著効を示した症例もあるというふうに報道をされております。
 厚生労働省は、CJDについて、平成九年から特定疾患治療研究事業の対象疾患として治療法についての研究を推進し、また脳科学研究事業においては堂浦九州大学助教授を研究班長としてCJDの治療薬の臨床試験を開始すると聞いております。CJDの治療法とか治療薬の開発というのは、これは非常に国民が待ち望んでおりますので、関係者の方々はぜひ全力を傾注してこの研究を進めていただきたいと考えます。
 ただ、このCJDにつきましては、なお解明すべき点も多々あるというふうに言われております。プリオン自体の研究であるとか、TSE、伝染性海綿状脳症に関する基礎的な研究あるいは原因究明の研究等、総合的な研究をいわゆる体系的なシフトで精力的に進めなければなかなか国民の不安を取り除くことはできないのではないかと考えますけれども、この件につきまして厚生労働大臣の御見解を伺いたいと存じます。

発言情報

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発言者: 藤井基之

speaker_id: 31996

日付: 2001-11-06

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会