北原巖男の発言 (国土交通委員会)

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○政府参考人(北原巖男君) お答え申し上げます。
 ただいま御指摘をいただきました平成十一年三月の不審船事案におきましては、私どもの海上自衛隊のP3Cがまず不審船らしき船舶を三月二十三日の早朝に発見をいたしております。しかし、この段階におきましては不審船であるか否かの確度は極めて低い状況でありましたために、私ども、近傍の護衛艦を現場に向かわせまして、船名、船の名前ですが、船名等に関する情報を収集いたしまして、同日午前十一時に海上保安庁に通報をいたしたところでございます。その後、かかる情報を受けまして、海上保安庁が対処をいたしまして、停船命令、威嚇射撃等必要な措置を講じたところでございますが、海上保安庁では対処することが困難になったということで、二十四日午前零時五十分に防衛庁長官が海上自衛隊に対しまして海上警備行動をまず発令した、こういった事実経緯がございます。
 それで、今、先生から遅かったという御指摘をいただいておりますが、私ども防衛庁といたしましては、当時の対応としては全力を尽くし、適時適切になされたものと考えているところではございますけれども、本事案を契機に改めまして、海上保安庁との緊密な連携あるいは協力の重要性というものは認識されたところでございまして、初動の段階から的確な情報交換、連絡調整を行うことが何よりも重要であるといった観点から、不審船にかかわります共同対処マニュアル、これを作成いたしましたところでありまして、ここで本庁及び地方機関の各レベル並びに現場における所定の情報連絡体制その他必要な事項について定めるなどいたしておりまして、速やかな連絡体制の確立が行えるよう措置をしているところでございまして、またこれを受けまして、海上自衛隊と海上保安庁との間でも所要の訓練を実施しているところでありまして、我々といたしましては、一層の連携、協力の緊密化を図っていきたいと思っております。
 それからもう一つ、先生、暗号無線云々の御指摘がございました。これにつきましても、先ほど私申しましたが、両省庁との、海上保安庁と私どもの緊密な連携、協力の重要性ということにかんがみまして、海上自衛隊と海上保安庁との間におきます秘匿通信体制の確立、また平素からの緊密な情報交換といったことなども着実に今連携を図ってきているところでございます。
 以上であります。

発言情報

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発言者: 北原巖男

speaker_id: 8194

日付: 2001-10-25

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会